花の絵を描く時に、見た目の花瓶に挿された花とは違う形にすることも可能です。
花の水彩画講師 スタジオクロマートの菅育子です。
たとえば、切り花を見ながらそれをリースの形にしてしまう…などということもできる訳です(*^_^*)
今日は、3月の水彩画教室、薔薇のリースの作品紹介です。
薔薇の歴史は紀元前数千年まで遡り、遠い祖先は花びらが5枚の一重咲きのノバラでした。
おしべが花びらに変わり八重咲きになっていった品種が、今の巻きの美しい薔薇の祖先です。
なので、正面から見た花を絵にする時、花びらはたくさん描くのですが、全体としては五角形のような形をイメージして描くと、まとまりやすいと思います。
Sさんのバラ
最初のバックはゼラニウム+パーマネントホワイト
ピンクのバックに白、黄、オレンジのバラのリースに仕上がりました。
このような絵は、リボンの色でもまた印象がガラリと変わると思いますが、彼女は白とオレンジを混ぜた色と白の二本にして、リボンは控え目な存在にしました。