エヴァンゲリオンブームとオレ。 | C.I.L.

エヴァンゲリオンブームとオレ。

エヴァンゲリオンの新作映画が作られるらしい。


上の記事を読んでみて、エヴァが放送されていたのが実は今から10年前だったという衝撃の事実に気付いてしまって軽く鬱に。


スパロボを遊んでて 「エヴァみたいな新しいアニメ出されてもわかんねえよ!」 とかクダまいてたのに、その ”オレ様の中で新しいアニメ” であるエヴァですら10年前の作品だなんて…。


10年前っつうとオレ様21歳だろ?


21歳の頃って確かゲーセン経営の会社で働いてた頃なんだよなあ。(レインボースト2作った会社)


でもオタク業界にどっぷり漬かりこんでた生活をしてた割にエヴァ見てなかったんだよなあ…。



ちょっとみんなに聞きたいんだけど、リアルタイムでエヴァ見て燃え上がってたって人はどれくらいいるんだろうか?


オレは会社の先輩オタクに勧められて何話か見てみたんだけど、オタクのリビドーが濃縮されてるみたいで気持ち悪くて興味もてなかったんだよ。


例えるなら自分と同じ臭いのするオタクがいて、そいつがオナニーしてて、飛び散ったザーメンを飲めと強制されてるような気持ち悪さというか…。


で、後に映画になって、大騒ぎになって、何をそんなに騒いでんだろと思ってレンタルビデオ屋で全話通して見て、その後映画も借りて見て、結論として 「つまらないとは思わないけど何か気持ち悪い」 という答えしか出てこなかった訳で。


そんなブームに乗りそびれた人間なんで、エヴァと言われても何も実感が湧かないんだよなあ。


強いて言えば 「5号機の割に長く遊べて面白い」 とか 「パチンコが辛い」 とかか。



いやね、確かに 「エヴァのパワーすげえな!」 と思った事は色々とあるんですよ。


例えばゲーセンのルーレットを止めるタイプの景品機にエヴァのトレカみたいなのを入れた時なんて、1袋200円程度のカードのパックを数千円使って取ってる客とかいたし。(しかも途中で銀行に金下ろしに行ったりしつつ何時間もやりっぱなし)


閉店後にその景品機の蓋開けてコイン回収したら、100円玉で10万円分くらい入ってたんですよ。コイン箱が重すぎて1人じゃ引っ張り出せなかったなんて経験はアレ一度だけですわ。


1プレイ100円だったから、10万円と言ったら1,000プレイ分でしょ?


1プレイに20秒かかるとして、20秒×1,000=20,000秒じゃん?


で、20,000秒÷60=約333分じゃん?


333分という事は5時間半ですよ?


板橋なんていう微妙な立地の、朝10時に開店して夜中の0時に閉まる営業時間14時間の店で、5時間以上も金が入りっぱなしになる景品機って考えられる?


エヴァのカードを景品に使うまでは1日で売り上げが1,000円とか1,500円とかの機械だったのに…。


おまけに 「10倍の値段で買うから在庫全部ください!」 とか言ってくるヤツまで出てくるし。



これがオレ様が実際に体感したエヴァパワーであり、「自分と遠い所で何か大きな動きがあるんだなあ…」 と ”エヴァ特需” の怖さを思い知ったりしていた訳だが、その肝心のエヴァ自体の魅力が分からない訳で。


下手にエヴァを語るとヤクザに喧嘩売るより始末の悪い事になると聞いた事があるが、やっぱ何て言うか全てが気持ち悪いんですわ。


作品も作者のエゴとか嫌味が前面に出すぎな感じでキモイし、それに必死に群がってピーチクパーチク言いながら多額の金銭を落としてた連中もキモイし、オレと同じように何が面白いのか理解できてないクセに商売にするために急に 『エヴァ博士』 と化した文化人連中もキモイし、エヴァの映画のラストシーンで女キャラが漏らした 『気持ち悪い…』 っていう台詞が全てを表しているんじゃないかと思う。


別に誰がどんな作品を作ろうが、それを見て誰がどんな感想を持とうが構わないと思うんだけど、エヴァブームの時ってその辺のバランスが明らかにおかしくなかった?


庵野監督なんか犯罪者扱いでクソミソだったし、TV放送や映画の結末に納得いかないヲタ連中に追い詰められすぎて精神を病んじゃってたらしいし、そうかと思うと庵野擁護側も長々と 『エヴァ哲学』 を語っちゃって訳分かんなかったし。


ガンダムやヤマトの時ってここまで気持ち悪い騒ぎにはならなかったよね?


なんでエヴァの時ってみんなあんなに必死だったの?


その辺の理由が実感として理解できないから、なんかもう全ての事象がエヴァ映画のラストを飾った 『気持ち悪い』 に繋がっていくんですわ。


あの空前のエヴァブームとか、ときメモブームとか、オレがゲーセン店員として経験したビジネスチャンスが今のオタクビジネスのきっかけになったんだろうなという事は分かるんだけど、実際にその渦中にいる人間達が気持ち悪くてしょうがない訳で…。



そんなオレ様にとってアニメといえば子供の頃に夢中になってた作品群であり、メーテルや南原ちづるやメグちゃんや雪子姫に未だに萌え萌えし、彼女さんとカラオケに行った時には必ず強制的にエスパー魔美の主題歌を歌わせ、今はまいっちんぐマチコ先生の歌を練習させていたりする訳だが、そんなオレ様も興味のない人からすればすげえキモイんだろうなと背筋が寒くなる次第。



どうでもいいけどエスパー魔美なんか凄いよ?


実の親父が絵描きで、さも当然のような顔で娘を全裸にさせて絵描いてんだよ?


しかもそんな下手したら近親相姦を匂わせるエロチックなシーンが定期的に夕方の地上波(テレ朝)に流れちゃうんですよ?


しずかちゃんの 「のび太さんのエッチィ~!」 なんかとは比べ物にならないほどヤバい設定ですよ。


表現の度合いで言えば全然問題ない描写ではあるんだけど、深読みすればするだけ 「どんだけ黒いんだよ藤子!」 という想いがこみ上げてくる訳で。



そういうのと比べちゃうと、エヴァでシンジがアスカの裸見てオナニーするシーンとか、ミサトと加持がヤってるシーンとか露骨すぎて嫌なんだよなあ。


お前ら大人なんだからもうちょっとボカせよと思う。(子供も簡単に見れる地上波放送でやるべきじゃないだろ)


少し努力すれば別の当たり障りないシチュエーションでも同じようなシナリオが作れるだろうに。


確かにオレ様の大好きなブライガーでもヒロインがSEXしたりしてましたけどね、他の作品にもヒロインが陵辱される風なシーンとか多々ありましたけどね、やっぱこう何と言うか、地上波という事を考えてですね、作り手(大人)の欲望とか表現欲求とかはある程度自発的に抑える必要があると思うんですよね。


これは極論になるし横道にそれるけど、大きな金が動くメディアに関わっている人間が意識してそういう努力をしないと、倫理団体とかがしゃしゃり出てきてアレコレ理屈をつけて金持ってくとか、他のメディアまでガチガチに規制される結果になるんですよ。


早い話が 「お前は気持ちよくオナニーできていいかもしれないけど他の人間が不自由になるんだよコラ!」 という事なんですよ。


オタクのエゴを出すのは勝手だけど、もうちょっと 『それがどういう結末を生むか?』 考えるべきなんじゃないのかね。


作る側と群がる側の双方にそういう 『自分勝手なやりっ放し』 を感じたから、エヴァブームの全てに嫌悪感を抱いたのかもなあ…。



と、とくにコレといったマトメもないまま終わらせてみる。



※もしエヴァが大好きだったという人がいたら、エヴァのどこがどう面白かったのか教えて欲しいかも。(嫌味じゃなく本気で)