ホノルルマラソンで学んだこと | 大原里絵オフィシャルブログ「Sports Beauty」Powered by Ameba

ホノルルマラソンで学んだこと

今回でフルマラソンは4回目のチャレンジでした。

はじめてペーサーのいないレース。


目標は前回の自己ベスト(2008年東京マラソン・3時間27分)更新の

3時間25分切り。

自分でタイムリストを作成し

(ホノルル入りしてからずっとタイム計算ばかりやってました。)


朝5時花火とともにスタートです!


GPS時計だけが頼りなのに動かない…。

しばらくすると動いてくれました。


入りは抑えて。抑えて。

まだ真っ暗の中での90秒遅れは巻き返しできる。

と思いながらも

タイム表の通りになかなかもっていけず


15キロ地点で3分半遅れ。
正直頭の中はパニックで。

今ペース上げて最後まで持つのかとか。

15キロからは、キロ4分45秒で最後までいくことになっていて。

やっぱり中々ペースが上がらず

目標タイムはいけないかもしれない・・・と頭をよぎりました。


でも絶対諦めない!

心はしっかり、前だけを進むだけでした。


25キロ地点で5分遅れ


みんなが応援してくれてるのに・・・と思うと

息が苦しくなってきて

視界がみえなくなってきて


でもゴールまで負けるわけにはいかない!

と、自分に言い聞かせて進みました。

だから止めたい、止めてしまおうなんて、これっぽっちも思わなかった。

心は折れなかったと思う。

最後のゴールまでの長い一本道・・・

この時は、過呼吸になって・・・

間に合わなかった気持ち

みんなに応援してもらっていたのに・・・


って。

結果、3時間39分04秒。

笑顔でゴールはできなかったなぁ。

でも泣かなかった。

話かけられても話したくなかった。

(話しかけてくれた方すみません。)

今の自分の力はこのくらいだと冷静に思えたなぁ。

『練習量は裏切らない』って再認識できた。

あの量ならこのくらいにしかならない・・・。

達成はできなかったけど

たくさんの学びがこのマラソンであったことが幸せだなぁと思いました。


お部屋に戻ってきて

やっぱり泣けてきた。

悔しい気持ちじゃなく。

もちろん


子供の時から勝つためだけにスポーツをしてきたから

負ける、達成できなかった悔しさはあります。


たくさんの方のコメントから温かさを頂きました。

すべてのメッセージが本当にありがたかったです。

ある方が、

「目標はノルマじゃない」と言われてました。


そうだなぁって


思えた。


本当に今回は色々なことを学びました。

トライアスロンでも、マラソンでも、レース中の失敗。

ロタトライアスロンでは補給の失敗したから

ホノルルマラソンでは補給を確実にしようと思い、それはちゃんとすることができました。

毎回反省があり

また次のレースで失敗しないように

色々なことをアレンジ、プラスしていく

この失敗から成長できることがレースに出続ける理由だと私は思っています。


最後にJustGivingチャレンジ チャリティーしてくださった方へ。

このシステムは目標を達成できなくても寄付されます。


次レースをみつけ必ず達成させます。
ノルマではなく、
チャレンジし続けます。

応援、本当にどうもありがとうございました!