きのうの湯来町はいい天気でした。
湯来ロッジで食事をしましたが、年配のグループで結構賑わっていました。
帰りもぽかぽか陽気。
道路脇の表示板で「18℃」とあったのにはびっくりしました。
ところで、私のコミットメント(誓約・覚悟)の「温もりの社会」で、2つ目のゼロとして、「危険校舎ゼロ」を上げています。
これは、小中学校の危険校舎の耐震化率を100%にするというお約束であり、広島の教育を充実する政策の象徴として掲げている目標です。
広島市内の小中学校の危険校舎の耐震化率は50%そこそこ。
全国の政令都市の中でも最低のレベルです。
これに対して、神奈川県内の横浜市や川崎市は、数年前の中国の四川大地震を契機に一気に耐震化を進め、進捗状況は99%以上と危険校舎ゼロをほぼ達成しています。
これで本当に「子どもの安全を守る」広島の教育といえるでしょうか。
なんとしても、危険校舎ゼロを早期に達成する。私の約束です。
去年秋に発表されたオリンピックの招致計画では、招致費用として25億円が計上されています。
この招致費用、あの招致に失敗した東京オリンピックでは、150億円にものぼり、それが水の泡と消えたことで、石原都知事は今も大きな批判を受けています。
もし、この25億円を校舎の耐震化に使えば、国の補助金50億円と合わせて、75億円。
市内の小学校の危険校舎の耐震化を一気に進めることができます。
どちらの使い方が正しいのでしょうか。
しかも、この工事費は地元経済を底上げし、雇用の確保にもつながります。
このほか、学校にベテランの退職教員や地元の社会経験豊富な人を補助教員として配置することも検討すべきです。
広島の教育の充実。「こども条例」などといった書類の上の呼びかけではなく、地道に取り組むべきだと思います。