幸せ
祖父母と暮らし始めて早五ヶ月。毎日おばあちゃんとは喧嘩をしつつ、おじいちゃんとはふざけあって楽しく暮らしています。私の言うことは何でも聞くおじいちゃん。お手洗いの失敗をするけれど、とてもとても可愛い。おじじのためなら毎日何度でもトイレを掃除します。さて、そんな私のおじいちゃんは、私が外泊の時電話口で「寂しい、寂しい。早く帰っておくれよ」と。毎朝の出勤時も「用心して用心していきんさい」と。帰宅時「良い子でおった?」と聞くと、「良い子でおりましたとも、おりましたとも」と。逆におばあちゃんは「外泊でいない方がいい具合だ。もう帰って来なくてもいいんだよ」と。孫溺愛のおじいちゃんと、可愛さ余って憎さ百倍のおばあちゃん。愛の表現が正反対過ぎて面白い。さて今夜、おじいちゃんと英語の話をしていると、戦時中は英米とは仲良くしてはいけないと教えられたと。だから英語は習ってないよ、と。そんなおじいちゃんから急に、I don't know.おぉ!やはり、この文章は使えるらしい。以前私の友達とスカイプをした際、おじいちゃんはHelloとI don't know.と話していた。そして今夜、I don't knowの後、いきなりI love you.まさかおじいちゃんからI love you. が聞けるなんてびっくり。言いながらかなり照れておりましたが、「使ったことあるの?」と言うと、「からかうんじゃない」と言っていたので、どうやら使ったことがある模様。88歳になっても、アルツハイマーでも、英語を覚えてる!他にも記憶に眠る英語があるはずだと思い、英語でおやすみを言ったけれど、理解不能だったよう…でも時々おじいちゃんに英語で話しかけてみようと思います。また何か新しい記憶が蘇る奇跡を信じて。おじいちゃんの記憶に感謝。I love you, too.