数年前、中国へ植林に行ったのがモンゴル自治区。そこの簡易宿泊所に観光客用のゲルがあったけど、まさか自分がモンゴル本国のゲルに寝泊まりするとは思ってなかった。



天城流湯治法創始者の杉本錬堂さんが馬頭琴とホーミー奏者の岡林さんとモンゴルへ行くと聞いた時も、それほど行きたいと思っていたわけではない。



なのに、何故そのツアーに申し込んでしまったのが、実はいまだによくわからない もぐもぐ



ただ、錬堂さんと行くツアーは面白いに決まっている 照れ



という訳で、行って来ましたモンゴル。



成田空港からウランバートルのチンギス・ハーン空港まで約5時間のフライト。



午後8時頃でこの明るさ びっくり



そこからバスに乗り換え約4時間でツーリストキャンプのゲルへ到着。満天の星に迎えられ、すぐにでも寝たいと思っているのに、そこから晩ごはん…






次の日は朝4時頃から起きて朝日が昇るのを見た人もいるけど、私は朝食ギリギリの7時半くらいまでぐっすり寝ていた。



朝食の後は乗馬体験。



普通、日本だと乗馬体験は柵で囲った馬場の中を綱に引かれた馬に2〜3周まわるくらい。



ところがモンゴルでの乗馬は一人乗り組と引き馬組に分かれたものの、いきなり片道1時間のお散歩コース。



この日は午前と午後の2回とも約2時間の乗馬で早くもお尻が痛くなった。出発1週間前の案内で、お尻ケア用のプロテクターを買って履いてたけど、それでも結構痛い。ついでに普段使わない足の筋肉も使うので、青空トイレでしゃがんだら立てなくてよろめいた自分にビビる 爆笑



次の日は頑張って朝早くから起きて朝日が昇るのを見た。






この日も朝から乗馬の予定で、ちょっとくじけていた私は、岡林さんの「乗馬と近くの聖地の山にバスで行くのとどっちがいいか」という質問に速攻で聖地!と答えていた 照れ





こちらがその聖地。一枚岩で出来ているらしい。





途中で見た岩山。ここにはハゲワシの巣があった。





チベット仏教の卒塔婆。旅の安全を祈る場所。



それから古代の壁画があるという岩山へ。




錬堂さんが言う、3本指の宇宙人の絵もあった。




岩山のてっぺんに祀られた馬の骸骨。
お供え物と一緒に祀られるそうです。



キャンプ地の社長さんが野生のシカを見せたいと張り切って案内してくれたので(シカには会えなかったけど)キャンプ地へ帰ったのは午後2時頃。



昼食を食べた後、羊の解体があるというので見学した。



この後、この羊は30分くらいで一滴の血も流さず、皮をはがれ、見事に内蔵と肉と血に分けて解体され、その日の晩ごはんになった。

アリガトウ羊サン



その後、午後の乗馬に。

今回も私は引き馬組だったのだけど、今回は片道1時間半かけて近くの(全然近くないけど)住民のゲルを訪ねた。


ゲルでお茶とお菓子をご馳走になって、プレゼントを渡した後、また1時間半かけてキャンプ地まで帰った。


初日と2日目の夜は冷えたのでゲルの中にあるストーブに火を入れてもらい、想像していたよりずっと快適に寝る事が出来た。…というか、毎日布団に入ると寝落ち 爆笑


写真は撮ってないけど、ここの食事は社長の奥さんが心を込めて日本人向けの味つけとレパートリーでとても美味しく食べる事が出来た。

モンゴル人は基本 野菜は食べないのに、必ずサラダをつけてくれて、そのサラダがとても美味しかった。極端に言うと、そのサラダだけで結構お腹いっぱいになったのに、その後にお決まりの肉料理が出てくるので、毎食食べ過ぎて身体が重かった。



3日目の乗馬にして、ついに全員一人乗りになった。2組に分かれて(一人乗り出来る馬の数が限られているので)片道15分くらいの道を、行きはゆっくりと歩きで、帰りは速足で乗ったのだけど、私は帰りの速足でお尻がずり落ちそうになって落馬するのが嫌だったので、ちょっとだけ速足で乗った後、一人引き馬にしてもらって皆の後からゆっくり帰った。


まだまだ馬に乗りたい人達がもう一度乗馬している間、私は岡林さんの馬頭琴を聞いたり民族衣装を着させてもらった。