葛合宿で作った発酵途中の葛を車に乗せて帰った。うまくいけば帰るまでに発酵完了の予定だったけど、温度が足りないのか月曜日の朝になってやっと出来た〜!と思ってススキたちの中から引っ張り出し、近くの川で洗濯…と思って見に行ったら水量が足りなくて手が届くところまで行けない事が発覚。
仕方ないのでアパートの洗面所で葛洗いを。
洗ってみてわかったのだけど、まだ少し発酵が足りなくて、硬い部分が残っていた。それでも頑張って爪でこすって皮を剥ぎ、持って帰った半分くらいを繊維にした。
その後、慌てて高梁の鍼灸院ひよりまで手芸部に参加するために急いだ。
前回は一人参加だったけど、今回は増えたかな…と思いながら行ったのどけど、今回も一人だった。問い合わせはあるらしいのだけど、(ランチだけ食べたいとか)いざとなると二の足を踏むらしい…
ともかく、私は持って行った苧麻で糸うみを。
由良野の森で私がオビキした繊維は、やっぱり少しばかり硬くてなかなか巻き付いてくれない…
それでも、1時間かからないうちにこれだけの糸が出来た。
さらに、逸見先生が楽しそうにつまみ細工を作っているのを見て私も。(最初の予定ではつまみ細工をやるつもりだったので持って行っていた)
以前やりかけたフェリシモのキットの残り。
すでにどうやるのだったかも忘れていたけど、何とか出来ました。
ちょうどお昼になったので、先生と簡単な料理を作って食べました。先生はずっと「楽しい〜、楽しい〜💖」と言ってニコニコしていました。
私はつまみ細工をしている時、ぼんやり窓の外を見ていたら、ナント!見たような植物が⁉
まさかね?こんな所にタイミングよく?そんなオイシイ事がアルダロウカ?
…と思いつつ、お昼休憩の時に近くまで行ってみたら…
目の前の耕作放棄地に苧麻がもっさり生えているではありませんか〜?
苧麻、見た記憶があるし、きっと探せばいっぱいあるに違いないとは思っていたけど、こんなにすぐに見つかるとは思ってませんでした。
内心ウハウハ言いながら少しだけ刈り取ってお持ち帰りしました〜。
そして、3時からは「よもぎと暮らす会」
ペンションNOAHのちなみさんと今回はよもぎのスコーン作り。
材料を混ぜて…
切って焼くだけ。
スコーンを焼いている間、私はよもぎからもぐさを作り、今回は折り紙で作ったお灸器で塩灸を。
最初はお腹に、次は背中に。そして最後のほんのりとした温もりを手に。自分で作ったお灸、結構長い間アツアツからほんのり温ったかまでを楽しみました。
お灸が終わった頃にスコーンが焼き上がり、
逸見先生がお知り合いのスリランカ土産で頂いたというスパイスの粉のお茶と一緒に美味しく頂きました。
手芸部からよもぎと暮らす会まで、一日贅沢な時間を過ごせました