2日目は前日からの雨が1日中降り続きました。
朝一番に前の日の残りの葛糸でペンダントを作り、(一番左の作品)
しのぶさんの作ってくれた朝ごはんを食べて、
本当は朝からススキのムロで発酵させておいた葛をバンガローのうらの小川で洗って繊維を取る作業だったのですが、雨が降っているので発酵具合だけチェック。
ススキの中に見えている巻いてあるのが葛。
手で触ってニュルっと皮が剥けたら発酵完了。これ以上置いておくと腐ってしまうらしい。
不思議な事に、この発酵は今の季節の満月の前しか出来ないらしい。というのも、先生は何の知識もなく葛糸作りを始めたので、最初は何度やってもうまくいかなかったそうです。
ある時、沖縄で葛糸を作っている人を知り(沖縄では気候の関係で、あっという間に発酵してしまうので普通は葛糸は作っていない)教えてもらいに行って、初めて季節と満月の直前というタイミングを知ったそうです。面白い事に、満月になったとたん発酵はうまくいかなくなるそうです。なので、直前を狙って作るのだそう。
雨がやみそうにないので、しのぶさんがやっている藍染めを手伝う事になりました。
藍の花が満開の染め液。(中に浮いている泡が藍の花)
この中に今回染めるさらしの手ぬぐい(輪ゴムで絞りを作っておいた)を入れていくと…
1回目は緑だった布が…
2回、3回と入れては絞り入れては絞りを繰り返していくうちにどんどん色が入り、何回か染めたあと、干していくと空気に触れてどんどん色が変わっていきます。(藍染めは普通の草木染めと違って酸化による化学変化で発色する)
ちょっと感動です。
その後、ますます雨がひどくなったのでそのまま工房で苧麻のオビキの続きをしました。オビキは相変わらず千切れたり力が足りず分厚かったりしていましたが、途中で鷲野先生のご主人が最新兵器を持ってきて下さり、若干マシになってきました。
雨は雷と共に、側にいる人の声もきこえないくらいの土砂降りになり、室内に場所を変えて作業をつづけました。
その後、雨が少しだけ小降りになったので小川の上にタープを張ってもらい、その下で発酵の完了した葛を洗い、皮を剥がしてさらに洗っていくと、きれいな繊維が取れました。
晩ごはんをたべながら(途中のお茶タイムも)皆でいろんな話をしましたが、アメリカ人のチャーリー(やっと名前を覚えた)が熱心に日本語のいろんな細かい表現について質問してくるので、日本人4人で頭をひねりながらそれに答えるという不思議な光景が…
お昼ごはんの時も、雷という言葉について質問され、初めてthunderという言葉が雷のゴロゴロという音の事だと知り、ビックリ!それまで私もしのぶさんもthunderは雷だと思っていたのですが、英語に雷という言葉はなく、ゴロゴロという音のthunderと、ピカッとひかるlightingしかないそうです 
日本語がバリバリにうまいチャーリーですが、時々わからない表現があるらしく、そんな時は英語ペラペラの鷲野先生が通訳して、その会話を聞きながら(詳しい内容はわからないけど)なんとなく理解する私たち
という不思議な図。
ともかく、2日目は朝からずっと作業が続き、私はこんなに一日中仕事をした事が、もう何年もないな〜と笑いながら頑張りました。
私の紐よりや作品作りと話の内容から、いつの間にか先生から「龍神様」と呼ばれ、何故か皆から「龍神様〜」。何かあると「龍神様だから〜」とわけのわからない状況に…
そんなこんなで終わった2日目でした。









