毎月第2金曜日に旧堀和平邸で開催している麻森カフェ。
お客様が来る時もあれば来ない日もある。
それでも一年続けてきました。それは、このブログを読んでくれた方が、
「ずっと気になっていたんです」
「いつもは仕事で来たくても来れないので…」
と言いながら、ひょっこり顔を覗けてくれるから。
この旧堀和平邸は築180年の古民家。日替わりシェフがやっているつながるカフェ線〜のお店です。金曜日はお友達の住田さんとユキさん(4月からザジさんも)がやっている。そのカフェの片隅で、精麻の作品を並べ興味のある方に麻のお話をさせて頂いたり、紐よりや麻の作品を作るワークショップをしています。
今回来て下さったのは、以前お花菜亭で麻のペンダントが作りたい〜、と来て下さったTさん。
前回もそうでしたが、アレコレ作りたいものがいっぱいで次々に目移りする 
欲張っても一度にたくさんは出来ない上、難易度の高いものはとても時間がかかるので、今日作るものは1つに絞ってから始めましょう、とお話して、前回作りかけたペンダントはストラップに変える事、その下につけるタッセルを今日作る事を決めて頂き、さっそく精麻を切って割く作業を。
やってみて初めてわかるのですが、完成度は経験値に比例しない。Tさん麻を割くのは初めてなのに、このクオリティ 
触った感覚もつるつるスベスベ、とても気持ちの良いタッセルが出来そうです。
取り付ける位置や使う小物、色によって出来上がりはまったく違うものになります。
あ〜だこ〜だと悩みながら完成したストラップはこちら。
あかね染めの赤が効いてますね〜。お値段が張る上扱いづらいのであまり色糸は使わないのですが、やはり色が入ると作品が引き締まります。
最初作りたいと言った時想像していたものとはまったく違うものだったみたいですが、丁寧に手間ひまをかけて作ったものは愛しい、愛着のあるものへ変身しますね。
その後、ランチを食べながらいろんなお話をしました。金曜日のこのランチはハッカプロジェクトの一環で、堀家で育てた薄荷がふんだんに使われています。ほんのりハッカ味のするガパオライス。サラダのドレッシングにも、スープにもハッカ味が。だけどそんなにくどい味ではない。飲み物は選べるのだけど、今日はハッカチャイ。(チャイ大好きなんです💖)
どれもとても美味しかったです。
ところで、その前日マクラメ作家さんの作品を見ているうちに閃いてしまった私。
頭の中のイメージをどうやって表現するか…
思った通りに出来るかどうかはやってみないとわからない。
試行錯誤しながら作ったのがこちら。最初は天使さんのイメージだったのですが、何かが足りない…
ペンダントとして下げるには形が崩れやすい事もあって、どこにどうやって使うかも考える。麻だけで出来ているので置き物にはならないし…
下手に何でも付け足すと作品が台無しになる事があるので、じっくり考えて思いついたのがサンキャッチャー。
何年か前に作ったまま放置していたサンキャッチャーをつけてみました。
か、かわいい💞
と、この時降りて来たのが「磐長姫(イワナガヒメ)」のお名前。
ちょっと嬉しくてドキドキしている時に、FBで目に入って来たのが、麻問屋さんの麻光さんの大室山の記事。(なんてタイムリー!)
大室山は2年ほど前に錬堂さんが主催で大田楽をお鉢の中でやったところ。始まる寸前まで雨が降っていて、中止が危ぶまれたけど、直前に雨がやんで靄の中始まった幻想的なイベントでした。そして、この大室山の神様が磐長姫です。
木花咲耶姫のお姉さんで、長寿ながら醜い容姿の為、一旦妹の木花咲耶姫と一緒にニニギノミコトに嫁ぎながら実家の大山祇神の元に帰されてしまう悲劇の神様ですが、一説によると実は妹同様とても美しい姫で、醜いのではなく美し過ぎて見(え)にくいのだったそうです。
そんな磐長姫のお名前を頂いたこのサンキャッチャーのお人形。さっそく欲しいという方が現れ、嫁入り先が決まりました。ありがとうございます 






