前日の16㌔歩行のせいで痛くなった両足の膝痛が一晩で…
良くなるはずもなく、朝から歩くのが結構大変な状態でした。それでも誰かが車に乗せてくれるわけでもなく、そこでリタイヤする訳にもいかず、
「今日は吹屋から吉岡銅山を通って西江邸までの約2時間歩くだけです。そこから鯉が窪までバスで移動なので頑張って下さい!」
という岡野さんの励ましの言葉を聞いて、何とか歩き始めました。
ところがしばらくなだらかな道を行くと、銅山に向かって急な下り坂になりました。
ただでさえまともにあるけないのに、湿った落葉で滑りそうになる急坂を皆からだんだんと遅れ気味になりながらよたよた歩いていると、見かねた岡野さんが杖をもう1本貸してくれ、何とか吉岡銅山跡まで辿り着いたのです。
日本三大鉱山のうちの一つ、吉岡銅山は1972年の閉山まで黄銅鉱、磁硫鉄鉱を産出し、そのため山間部でありながら吹屋は明治から昭和にかけて他では見られないほど賑わっていたそうです。
掘った鉱石の、ガラと呼ばれるクズ石であたり一帯が埋め尽くされ、人の通り道を確保するために作られたトンネル。
坑道の入り口。閉山する時人が入らないように塞がれたそうです。
吉岡銅山からさらに下り坂を下って行くと、映画のロケで有名な西江邸の前に着きました。
両手に杖をついてもヘロヘロになっていましたが、何とか自力で最後まで歩く事ができてよかったです。
西江邸から小型バスで30分、道の駅鯉が窪まで行き、お目当ての米粉パンを買ってから、すぐ近くのお家に移動。
何だろうと思っていたら、そこがお昼ごはんの場所でした。
大工で猟師のオジサンの、職場兼動物の解体場兼料理のおもてなしの家。中に囲炉裏があり、ズラリと並べられた料理の、お肉は全部イノシシ 
何種類もある肉料理はもちろん、肉を煮込んだ残り汁で煮付けた野菜も、とても美味しかったです。
お昼ごはんを食べてから、またバスで出発地の成羽まで帰り、解散となりました。
足は痛くてヨロヨロになりましたが、普段歩く事のない私にとって一人では絶対出来ない経験だったし、楽しかったので、もう少し鍛えてまた参加したいなぁと思ったのです 




