映画を観に行ってきました。
タイトルは、
クワイ河に虹をかけた男
内容をまったく知らないまま、Facebookでお友達が
「素晴らしい映画なので、ぜひ観に行って!」
と言っていたのを見て、行くのを決めました。
東日本大地震以来、日本人の高潔さや美談が世界中で評判を呼び、白駒妃登美さんや先日行った、伊勢の修養団の先生方を始めとする多くの人がそういったお話をされています。
この「クワイ河に虹をかけた男」も、そんな話の一つ、くらいに考えて観た私はまったく違う日本人の姿をそこに見ました。
今年、皇太子殿下がお誕生日に、
「歴史についての正しい知識を得ることが必要」
といった意味の発言をされた事に中国や韓国の人が好反応をしているというニュースを見た時、違和感を感じたのですが、どちらの国にとって都合のいい事ではなく、良い事も悪い事も含めての事実を事実として知る事が大事だと改めて思いました。
悪いばかりの中国人や韓国人がいないように、高潔な日本人ばかりもいない。信じられないような非道な事をする日本人がいる事も事実です。
去年、6000人のユダヤ人を救った杉原千畝の映画が公開されましたが、それに勝るとも劣らない話として、タイ政府が日本が敗戦にともなって日本人が引き上げる時、食べ物に困るだろうと、飯盒一杯のお米と一袋の砂糖を全員に配ったという話がありました。
これは、私だけでなく殆どの人が知らない逸話だと思います。
そして、この映画の主人公である永瀬さんが、戦後その恩に報いるために134回にわたってタイを訪問し、日本人だけでなく外国人捕虜の冥福を祈りお寺まで建てた事を私は昨日までまったく知らなかったのを恥ずかしく思うと共に、長瀬さんが倉敷在住の方だった事を誇りに思いました。
映画が終わった後、たまたま映画を観に来ていた江崎さんに声をかけて頂き、監督の満田康弘さんと少しだけお話をさせて頂きましたが、様々な事情があったにしろ戦時中日本人が何をしたのか(もちろん軍人の中にも高潔な素晴らしい方もいたと思いますが)正しいとか正しくないではなく、事実を事実として知ることが大事だと実感しました。

