今日もお花菜亭のブログを訪問して下さり、ありがとうございます。
近頃気になりながら忙しさにかまけてやっていないこと。
糸かけマンダラは習いましたが、ボールペンで描くマンダラは習ったものではありません。それを理由に、マンダラの本来の意味についてはグーグル先生に少し聞いただけでおざなりな知識で終わっていました。
という訳で、昨日は密教の師匠である倉敷中島高蔵寺の住職、天野高雄さんにマンダラについてお話を伺いに行って来ました。
高雄さんとはもう7~8年のお付き合いになりますが、仏教についてのイロハから作法の意味、法話を通して様々なことを教えて頂き(理解出来たかどうかは別として)ました。
その中にマンダラのこともあったように思いますが、今回はもう少し踏み入ったお話を聞かせて頂きました。
高蔵寺は真言宗のお寺です。
どんな方が来ても先ずは拝むところから、という事で、客殿で般若心経を唱えてから(早すぎてついていけませんでした)客殿にある五百年前の曼陀羅を見せて頂き(こんなに間近で見たのは初めて)金剛界曼陀羅と胎蔵界曼陀羅そしてそこにある空間や天井や扉まで含めて3D構造になっていること等じっくりと教えて頂きました。特にマンダラは見て気持ちが落ち着くものではなく、すべての細胞を活性化させるので、逆に高揚するものだというお話には腑に落ちるものがありました。
高雄さんはお坊さんですが、ほほえみ仏という絵や切り絵、手捻りの土ほとけを作り、個展を開かれています。昨日も、間近に迫った個展の準備で忙しくされている中時間を割いて頂きました。
さらにラジオやテレビのパーソナリティもされながら、歌手の小林啓子さんと「うたかたり」という歌と法話のコラボもされているスーパー坊主です。
派手に目立つパフォーマンスばかりに目が行きがちですが、仏教の本来の意味や作法についてもきちんと説いて下さる数少ないお坊さんの一人です。
テレビで生半可な知識をまことしやかに教える残念な坊主とは格が違います。
私が今まで高雄さんから教えて頂いた中で特に心に残っているのが、
雨粒が岩に穴を開けるように、淡々と一つのことをやり続ける
熱で身体がフラフラの日でもそれを人に悟られないように振る舞う
という二つの言葉です。私は凡人なので一つのことをやり続けるのがしんどくなってすぐフラフラするし、体調が悪ければすぐ態度や言葉にも出ますが、いつも思うのが、
何かを始めること、それを潔く止めることよりもやり続けることが一番大変
大変なことをどうやって楽しく続けるか、それが起爆剤かなぁという事です。

