身体に何らかの不調を抱えていると心は痛みに囚われます。
また、心がストレスを抱えていると身体は心を守るために緊張して丸まってきます。ちょうど胎児がお腹にいる時のように手足を丸め、目と耳からの情報をシャットアウトします。
身体に痛みを抱えている人は痛みに囚われ、心を緊張させその意味を考えることが出来なくなり、心に痛みを抱えている人は身体を緊張させ他人の意見を聞くことが出来なくなります。
そこから抜け出すために必要なのは、ほんの少しの気づきとパターンを変える勇気です。
人生には様々な出来事が起こります。
それはただの出来事でしかありません。
それがいいとか悪いとかの判断は、人が自分のメガネを通してつけているだけで、出来事自体に意味はないのです。
ただ、人には感情があります。人は出来事に対して色メガネでその意味を判断し、感情でその意味を測ります。そしてその感情が身体や心に影響を与え、緊張させ、不調を引き起こしているのです。
パターンを変えるとは、起こった出来事に対して感情に振り回されることなく、判断する前にいつもと違う行動をすることです。
例えば、人は上を向いてネガティヴな発想は出来ません。同じように、下を向いてポジティブな発想も出来ません。積極的な人は胸を張り、消極的な人は下を向いています。鬱病の人が俯いたまま心を閉ざし、家にこもり、家から出られなくなるのは当然な現象なのです。
同じように自分に自信がない人は俯いて、例えチャンスが目の前にやって来ても、
「自分なんかに出来るはずがない」
「自分なんかがそんなおこがましい事は出来ない」
と、せっかくのチャンスを棒に振ります。
そのチャンス、神様から差し伸べられた手かもしれませんよ⁉︎ダメモトで受け取ってみませんか?