庭は庭らしく

先日天城流の吉野さんがお花菜亭を訪れた時のこと。伸びた松の枝をどうにかしようとガンバっていた私に吉野さんが

「切ってあげようか？」

と声をかけてくれました。

手が届きそうにない高い枝を切って頂き、さらに門のところにあるボウボウに伸びた松の木を見てもらい、

「この松も何とかしたいのよ。」

と言うと、そばに置いてあった脚立を使って何本か切ってくれました*\(^o^)/*

その次の日、お花菜亭にやって来たはまちゃんが、私が去年から切りっぱなしで放置していた庭木の枝や葉をあっという間に片付けてくれました。

はまちゃんは庭だけでなく、物置の二階にある手付かずの部屋も掃除してくれました。

その間に私は奮闘して門の松を剪定しました。

みっともなく伸びきっていた枝を切り、剪定された松の木はさっぱりと、床屋帰りのお父さんのように立派に蘇りました。

一人ではなかなかやる気にならない事も、誰かが手伝ってくれると俄然ヤル気になれます。

そして、庭は手入れしてこそ庭の価値が出るなぁと改めて思いました。

人も同じ。人としてあるべきように心と身体の手入れをしてこそ人になれるのだ、と思います。

あなたらしく輝くための手入れを大人のための寺子屋お花菜亭でしてみませんか？