おはようございます 晴れ

音読会ですよ~

パチパチ笑い パチパチ笑い


出欠は自由クラスなので

当日まで人数は

わかりません くつ

が 本日は

15名でスタート コアラ


お暑い中ようこそ あせる


今日の音読は短歌から アップ


俵万智


自転車のカゴから

わんとはみ出して

なにか嬉しい

セロリの葉っぱ


風をきって走る自転車

遠くの景色から

ふと目の前のカゴに

目を向けると

葉っぱを激しく揺らす

セロリがいた

「この子も

 一緒に楽しんでいるんだ」

さらにペダルを

強く踏み込む 自転車


海辺の道

次々とあらわれ

遠ざかっていく風景 船


爽やかな空気まで

感じられますね ブルーハーツ


江ノ島が

遠くに見える

バス停に

もうすぐ

夏の手帳をひらく


江ノ島

と聞いただけで

夏の期待感が

高まります 波


まだ

 何の予定もないけど

今年の夏は

何が起こるかしら !!


 この手帳が

楽しいことでいっぱい

埋め尽くされますように合格


 

 

 

 


爽やかな短歌のあとは



今月は太宰治を

読んでいます 飛び出すハート


太宰治といえば

「人間失格」を

思い浮かべますね ベル


文中有名な 台詞

「恥の多い生涯を

送って来ました」


そう

太宰はいつも恥じていますDASH!


この作品も

恥ずかしがっていますよ 笑


「乞食学生」

太宰治


一つの作品を

 ひどく 恥ずかしく

思いながらも

この世の中に

生きてゆく義務として

雑誌社に

送ってしまった後の

作家の苦悩については

聡明な諸君にも

あまり

おわかりになって

いない筈である

と始まる


乞食の言葉のもとは

乞食(こつじき)で

行乞(ぎょうこつ)して

歩くお坊さんの事 ダッシュ


このあと学生が

登場しますが


なんと言っても

〈私〉が出来立ての小説を

ポストに投函する

冒頭が面白い 笑い


これはまさしく

太宰の苦悩です スター


 


小説作品を読むのも

面白いですが

私はことさら

作家の苦悩を覗く事に

心が躍ります おすましペガサス



その原稿在中の

重い封筒を

うむと

決意して投函する

ポストの底に

ことり

かすかな音がする

それっきりである

まずい作品であったのだ

太宰ともあろうお方が

「恥ずかしい」

「下手くそ」

「作家の資格が無い」と

ジタバタしています ピリピリ


作品のなかでは

饒舌な太宰ですが

実生活では

弱虫です ふんわり風船ハート


中也さんに

いじめられたり

しています グリーンハート


ワクワクです ラブラブ


面白い太宰のあとは あしあと



井上ひさしの

エッセイを読み オーナメント


 

 

 

さらに

井上ひさし作詞の歌を

皆さんと歌いました 音符


「ひょっこり

ひょうたん島」


波をジャブジャブ

かきわけて

雲をスイスイ

おいぬいて

ひょうたん島は

どこへゆく

僕らを乗せて

どこへゆく

まるい地球の水平線に

なにかが

きっと待っている

苦しいことも

あるだろさ

悲しいことも

あるだろさ

だけど僕らは

くじけない

泣くのはいやだ

笑っちゃお

進め

ひょっこり

ひょうたん島

 

リアルタイムで

観ていた

「ひょっこりひょうたん島」

のテーマソンクですが

大人になって

あらためて歌うと

奥が深い びっくりマーク


 

 

 

五十年後の未来にいる

私のための

応援ソングでした 乙女のトキメキ


井上ひさしさん

ありがとう~ アセアセ


もう一曲 キラキラ



「なのだソング」


雄々しく

ネコは生きるのだ

尾をふるのは

もうやめなのだ

凛とネコは暮らすのだ

リンと鳴る鈴は

はずすのだ

サンマの開きがなんなのだ

いけしゃあしゃあと

生きるのだ

決して

死んではならぬのだ

のだのだ

のだとも

そうなのだ

それは断然

そうなのだ


この詩のネコという所を

オレや私と入れ替えて

読んでみると・・・ 虹


すると

やっぱり応援ソング ラブラブ


再び・・・

井上ひさしさん

ありがとうー ハート


うん うん

もう少し頑張るね ふんわりリボン




時間は

過ぎてしまいましたが

最後にもう一度

「ひょっこり

ひょうたん島」を歌いました


皆さんも 

思うところが

あるようで

なんだかしっくり

歌いました ぽってりフラワー


大人の歌だったんですね まじかるクラウン



横須賀美術館で

「エドワード・ゴーリーを

巡る旅」展を

観てきました ランニング


刺激的でした 100点