今日は音読会です ラブラブ

まずは・・・

「素直な心の人」
吉屋信子

「まち子 
観音様へ御参りして
ゆきましょう
せめて ふじさんの
仕合わせを
お祈りしてね」
お母さまに言われと
まち子は胸が
いっぱいに 
なってしまった
「ふじさん
堪忍してね
まち子が悪かったのよ
堪忍して
まち子は心で
胸のうちで
つぶやいて
かなしい
かなしい気持ちで
観音様に
歩いていった

吉屋信子さんは
明治29年 新潟生まれ
少女小説で当時
大人気になりました 飛び出すハート

清純で感傷的な
美しい文章ですね スター

そして
当時の女の子たちが
吉屋信子さんに
女性として生き方を
教わっているようにも
感じられます 笑い

また女性を
題材にしていることが
多く その後
「徳川の夫人たち」や
「女人平家」を発表 クラッカー

〈大奥ブ─ム〉を作る
きっかけとなりました ドキドキ

音読後 皆さん
「ふぅ~」と溜息を つき
「素敵なお母さまですね」
と おっしゃってました ハートのバルーン
私が吉屋信子さんを
知ったのは
向田邦子さんの
エッセイでした ルンルン

「一冊の本」
向田邦子

級友たちは
吉屋信子の
『花物語』などを
回し読みしていました
『吾輩は猫である』
読んでいる間
私はこの本から
ひげをはやした偉そうな
夏目漱石先生から
一人前の
おとな扱いされていました
おとなの言葉で
手かげんしないで
世の中のことを
話してもらっていました

向田邦子さんの文章は
読み手の心を
しなやかにしてくれ
さらに
ほのかな色気が
ただよいます ラブラブ
さらに・・・

「吾輩は猫である」
夏目漱石

 
今回は
三毛子さんのところを
皆さんと音読 猫

どの部分を読んでも
完成された香り高い
極上の文学作品ですね 乙女のトキメキ
手を伸ばして
漱石さんのご友人たちの
俳句をいくつか
読みました ハート

正岡子規
高浜虚子
今日の音読会は
流れるように
しっとり進みました おねがい

時間がゆっくり
感じましたね キラキラ


午後は書道に出掛け
寡黙な私になり 照れ


夜は・・・
頂いたお酒を 日本酒


飲み比べしました 笑

チャン チャン ルンルン