今日は音読会 クラッカー

メンバーさんは13名 合格


まず 

詩を音読しましょうね 気づき


「人生の成功とは 

自分の天職を知って

之を実行する事である」

と 言葉をのこした

内村鑑三さんから 流れ星


  「寒中の木の芽」  

    

春の枝に花あり

夏の枝に葉あり

秋の枝に果あり

冬の枝に慰あり


花散りて後に

葉落ちて後に

果失せて後に

芽は枝に顕わる


嗚呼 憂に沈むものよ

嗚呼 不幸をかこつものよ

嗚呼 希望の失せしものよ

春陽の期近し


春の枝に花あり

夏の枝に葉あり

秋の枝に果あり

冬の枝に慰あり


待ち遠しかった春が

やってきましたね 乙女のトキメキ

 

続けて・・・


「赤いマリ」   

 林芙美子


私は野原へほうりだされた

赤いマリだ


力強い風がふけば

大空高く鷲の如く飛び上がる


おお 風よ叩け!

燃えるような空気をはらんで


おお 風よ早く!

赤いマリの私を叩いてくれ

 

 

「赤いマリ」は

強く叩かれれば

叩かれれるほど

相手の力をも

自分のものにして

遠く高く弾んでいく ハートのバルーン


エネルギーいっぱいの

芙美子自身だ アップ


林芙美子さんは

デビュー当時は

貧乏を売り物にしてる

素人作家といわれ・・・


井伏鱒二氏に絶交され

吉屋信子氏には

図々しい人と言われ

強烈な個性で 

文壇の嫌われ者だった アセアセ


林芙美子さんの

葬儀の喪主 川端康成氏は

「今となっては芙美子さんを

許してあげてください」

と 言った DASH!


孤高を貫く金がない

憎みきれない嫌われ者


 でもそれは芙美子の

貧困の中での

生きる知恵だった

貧しくても明るく

健気に生きる

芙美子さんのワルは

生きぬくためのツールだ あせる


 

「放浪記」は 芙美子さんが

上京してからの自伝的小説

同棲 破局を繰り返している


今日は

そんな芙美子さんの

子ども時代を覗いてみよう


「風琴と魚の町」

 

どうしょうもない

貧乏です 笑


さて 気分をかえて

 

「水のような人」

    おーなり由子


を 読んでみよう 花


絵本作家なので

段ごとに挿絵 をいれたら

どんな1冊の本が

できあがるだろうと

皆さんと話しながら

読んだのは

楽しかったですね ベル


 


最後は 漢詩


「登幽州台歌」 

古人にあうことはできない

未来の人にも

会うことはできない

ただ天地が悠々と

そこにある・・・


「楽遊原」

夕暮れになると

心が不安になってくる・・・


どちらの作品も

共感できますね 恋の矢



次回は
今年度最後の音読会です スター

また
楽しみましょうね バレエ