今月最後の音読会は
まず
「柿の種」
親類のTが八つになる
男の子を連れて年始に来た~
作者の寺田寅彦さんは
俳句雑誌の「渋柿」に
巻頭随筆を載せていて
一冊の本「柿の種」に
なりました
再び目を向けられたのは
上皇様 明仁様が
毎朝音読されていると
話題になったから・・・
そう
規則正しく生活されている
上皇様は朝食後
美智子様と音読されている
皆さんと音読の良さを
再確認しながら
音読しました
次は
「火を囲んで」 石川道雄
火を囲んで話をしよう
思っていることはなんでも話そう
考えることはいい
沈黙もいい
しかし
話すことはいちだんといい
話すことは行動の第一歩だ
石川道雄さんは
ドイツ文学者で翻訳家
詩集もあります
この詩には
まず声に出してみようという
私たちの音読会の
テーマというべきものですが
火を囲んで話をしよう
大いに喝采のことばを贈ろう
はげましのことばを贈ろう
なぐさめのことばを贈ろう
あるときは肺腑をえぐる
ことばをも贈ろう
と三段では続きます
それらの言葉を
私たちはいくつ
知っているかや
口に出す難しさを
しっくり
皆さんと話しあいました
さて
大人の詩の絵本を
紹介しました
あ これは詩ではないですね
でも 推しです
さて来月は
何を楽しみましょうか