今日の音読会は
「佐賀のがばいばあちゃん」
島田洋七さんですね~
当時 漫才師「B&B」として
人気でした
『もみじ饅頭』という言葉も
大流行しましたね
「佐賀のがばいばあちゃん」
この自伝的小説は
当時大ヒットしました
初版は400万部越え
戦後の動乱期
女手ひとつで育てられ
後に祖母に
預けられることになった
洋七さんの物語です
まず私が朗読してみました
皆さんクスクスと
笑っていらっしゃいました
「 ばあちゃん 俺 英語なんて
さっぱりわからん」
「じゃあ 答案用紙に
『私は日本人です』と
書いとけ」
「そうか日本にいたら
別に困らんもんね」
「そう そう」
「ばあちゃん 俺
漢字も苦手で」
「『僕はひらがなとカタカナで
生きていきます』と書いとけ」
「そうか 別にひらがなでも
わかるもんなあ」
「そう そう」
「歴史も嫌いでなあ」
「歴史もできんとか?」
「『過去には こだわりません』
と書いとけ」
そう
思わず笑ってしまう
作品です
聞いても 読んでも
とっても楽しいです
目一杯明るく
読んでみましょうね
それから
長田弘さんの詩「はじめに」
長田さんの作品は
心にすーっと染みていきます
素直に読んでみたいと
思います
「はじめに」 長田弘
星があった 光があった
空があり 深い闇があった
終わりなきものがあった
水 そして岩
見えないもの 大気があった
やがて息するものらが
あらわれ死を知り
言葉をそだてた・・・
この詩は
三段と短い ですが
スケールの大きな作品です
暑い中
皆さんとお会いできて
よかった
さぁ 次回は何を
音読しましょうか
「はじめての音読」への
お誘い
毎月第二・四 木曜日
10:00~11:30
横浜市南センターで
音読会を開催中
参加費 500円
参加希望の方は
コメントくださいな
お待ちしています
南センター
横浜市南区南太田 2ー32ー1
現在メンバー10名です
次回は
8月24日
9月14日 28日・・・