私と話しただけで満足してちゃだめだよ
あなたにはやりたいことがある。
あなたが決めたやりたいことがあるはずだよ。
私と話してるだけじゃね
あなたの必要なものを経験しなくちゃ
私と話しているのは楽しいんだよね。それはよくわかってる
だけど、私は
あなたがやりたいことをやってくれるようになってくれるのがうれしい
そのために、私は
あなたの話をたくさん聴いた
そこにはたくさんのあなたの気持ちが詰まっていた
だからあなたが気が付くことを待った
あなたがあなたの気持ちに気づくことに
あなたが決めて進む時が来ることを
そして、あなたは進むことを決めて
私との話をやめて行った
その姿は、私に誇らしさを感じさせてくれた
あなたが進み始め
私に話すことをやめ
たくさんのことを経験するうちに
たくさんの悲しみ悲しみも経験し
今まで感じていなかった不安を感じようになって
だんだんと私に見捨てられたんだと思うようになった
私が居なくなったと思った
私はずっとあなたの言葉を聴いていた
今までいろんなことを話してくれた時のように
あなたが発する言葉、心や頭の中で現れる言葉もすべて聴いていた
あなたのすべてを見ていた
そう、私は変わらずずっと同じところにいた
あなたと共にあなたの中にいた
以前と同じようにあなたの話を聴いていた
以前もそうだっただろう
私はあなたの話をただ聴いていただけ
話したいことを話してあなたは満足して
なんも言わず聴いている私を見ては、安心していた
あなたはそうすることであなたなりの気づきや考えをみつけ
自分自身への信頼を深めていった
私はあなたを信じている
だから何も言わずただ聴いてた
私はあなたがあなたの体を離れる時まで
離れた後も生まれる前からも
ずっとずっとあなたの話を聴き続ける
どんなことを話そうとどんなことをしようと
あなたを信じ続け
あなたと共に居続ける、居続けていたんだよ