残された女たち | おはなしてーこのお話

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ふっと生まれたお話や感じたことを書いてます。

この国を守るために戦に出た男たち

その後に残りこの国を守る女たち


そんな女たちには、

この国に住む人々は家族と同じになっていた。


だから、戦に出た男たちの誰も

傷つかず元気に帰って来てくれることを祈っていた。


女は、家事などをすることが

大切なものへの想いを現すこと

大きく豊かになることでなく

ひとつずつ花が咲くのを楽しみにするように

小さな喜びを見つけて、

ゆたかに幸せになることが夢だった。


国を大きくすることよりも

女にとってはそれが幸せだった。


男が戦をし、国を想う・・・その想いを知るから

その戦いで傷つく人たちを見る悲しみを隠して

女たちは、大切な者の無事を祈りながら

この国に残る。