この国を守るために戦に出た男たち
その後に残りこの国を守る女たち
そんな女たちには、
この国に住む人々は家族と同じになっていた。
だから、戦に出た男たちの誰も
傷つかず元気に帰って来てくれることを祈っていた。
女は、家事などをすることが
大切なものへの想いを現すこと
大きく豊かになることでなく
ひとつずつ花が咲くのを楽しみにするように
小さな喜びを見つけて、
ゆたかに幸せになることが夢だった。
国を大きくすることよりも
女にとってはそれが幸せだった。
男が戦をし、国を想う・・・その想いを知るから
その戦いで傷つく人たちを見る悲しみを隠して
女たちは、大切な者の無事を祈りながら
この国に残る。