2017年1月20日・2月15日の2回にわたって「フリースペースえん (たまりば)」(川崎市高津区)で憲法のワークショップをしたときの様子です。


以前「憲法のおはなし」に参加してくれた開発教育協会(dear)の方からのお誘いで、年に数回「フリースペースえん(たまりば)」で行っているdearのワークショップに企画の段階から参加させていただきました。


実はこのお誘いをいただいたのと時を同じくして、以前おはなし会を主催してくれた友人が たまりば のスタッフの方に「憲法のおはなし」のことをお勧めしてチラシも渡してくれていたことが判明。


こうして繋げていってもらえることが

本当に嬉しいし、励みになりますイエローハート



この日の為に特別に作った
手のひらサイズの日本国憲法
子どもたちへのおみやげにしました。

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さて、フリースペースでのワークショップということで、いつものおはなし会とはだいぶ様子が違います…。

授業ではないのでワークショップへの子どもたちの参加も途中退席も自由。

年齢層も幅広いので、みんなにわかる言葉で。

開発教育協会のみなさんとの事前打ち合わせでは、どうしたら子どもたちに憲法を身近に感じてもらえるか、聞いてもらえるかを練りに練り…。

たまりばの皆さんとの直前の打ち合わせでは、子どもの集中力のことなどを考えて予定していたことがどんどん変わっていくということもあったり…。

アドリブに弱い私はてへぺろうさぎいつも資料にそっておはなしするスタイルだったので、ドキドキハラハラ、刺激になったし、勉強になったし楽しい体験でした♪

ワークショップを作り上げる現場に参加させてもらえて、本当にありがたいことです。

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まずは劇の始まりです。

バリマタ王国で王様ライオンが王国の動物たちの権利を次々に制限し始めた!

どの憲法の条文でライオンを縛る?

というワークショップ。

バリマタ王国とは…
たまりば…たまりば…。
逆さに読むと…。

ばりまた

フリースペースえん(たまりば) で劇などをするときには、バリマタ王国がよく登場するそうですウインク


さて、王様がどんなことを言い出したかというと…。


・王様が自分に都合の悪いお知らせをしなくなったり…。

皆が好きなゲームを、皆の幸せの為と言って王様が制限したり…。

王様のやり方に反対するデモをやめさせようとしたり…。


王様がおかしなことを言うと、それに合う憲法の条文カードを子どもたちに選んでもらい、そのカードをつけた紐で王様の動きを制限していきます。

王様はだんだん憲法で縛られて、最後にはぐるぐる巻きに。

好き勝手できなくなります。

楽しそうに参加してくれた子どもたちでした。


劇の後は、紙芝居『王様を縛る法』(明日の自由を守る若手弁護士の会)をみてもらい、憲法ってそもそも何のためにあるのか、何が大事なことなのか、ということをお話ししました。


 
フリースペースということで年齢層が幅広く、その場にいるのは赤ちゃんからから大人までという感じだったので、大事なことをコンパクトに伝えることを心がけました。

「立憲主義」(りっけんしゅぎ)=憲法は権力を縛るもの。


★一番大事な条文は13条」=憲法は一人ひとりの自由や権利を守るためにある


知っていてほしいことはこの2つ!
 
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そんな話をしてから、みんなでおしゃべり

憲法の条文を細かく説明しなくても、憲法が誰のために、どうしてあるのかということを、ワークショップや紙芝居を通して知ることで、子どもたちは憲法を自分にひきよせて感じたようで、みんなで沢山のことを話しました。

中でも、低学年くらいの子が王様を縛るためのカードのうちの一枚、「心は自由」というのを気に入って、何度も口にしていたことが印象的でした。

誰かが何か話しだすと、そのことに対して年齢など関係なく自分の気持ちを伝えていたりして、もちろん、話には加わらずその場にいる子も。

皆が同じようにふるまうことを求められずに、一人ひとりの個が尊重されていると感じて、私にとっても居心地の良い、安心できる場所でした。


フリースペースえんのHPにこんな文章が載っています。

『誰もが、「生きている」ただそれだけで祝福される。そんな場をみんなでつくっていきたい』

そんな場をつくっていくのは、特別な誰かじゃなく私。
そんなメッセージを受け取った気がしました。

小さなことから。
私から。


【第十三条】 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

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2回目の様子はこちらをご覧下さいカナヘイハート
↓↓↓
開発教育協会ブログ「DEARな日々」
(他にも開発教育協会の沢山のワークショップの様子が載っています。ぜひご覧下さい♪)

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ワークショップを考えるにあたり、
「檻の中のライオン」(著・楾大樹弁護士/かもがわ出版)には沢山のアイデアとヒントをいただきました。
とても読みやすくて、絵もかわいいのでおすすめです。ぜひ手にしてみてくださいねカナヘイきらきら