気になって気になってしかたのなかった映画
「主戦場」を観てきましたよ。
慰安婦問題にまつわる映画です。
正直詳しくもなく、でも関心はあり、でも自分から掘り下げることもなく、という感じだったのだけど、とにかく観てよかったし、お友達にも勧めたくなる、自主上映開催が頭をよぎるくらい素晴らしい映画でした。
主に慰安婦問題について語られている映画なのだけど、戦中戦後に起きたことや、その後ずっと続いている歴史や、私が選択をしているどんな小さなことも(政治に限らず、どんな考えでいたいか、どう人と接したいかとか、どんな社会で生きたいと願うかとか、今日のお昼何食べようとか)、全部全部全部今につながっているんだということに改めて気づかされました。
教育基本法が何年か前に変わったことと、何十年も前の戦争と、今自分の子どもたちがどんな教科書でどんな教育を受けているかということと、私が憲法改正に最初に持った違和感と、私が十代の頃好きになった音楽や映画と、私がどんな風に生きたいかっていうことなど。
数えきれないくらい沢山のことが全部繋がって、映画を観終わった瞬間の“私”に全部帰ってくるような強烈な体験でした。
「慰安婦問題」なんて私とはそうとう距離のあることだと心のどこかで思っていたけれど、その考えはとんでもなかったです。
そんな訳で、少しでもおかしいなって思ったことにはちゃんと声をあげたりしていかないとってうなだれましたよ。
全部のことを知るわけにはいかないけれど、たぶん根っこは同じで、あきらめだったり、「私1人が言ってもしょうがない」「よくわからないから言っちゃいけない」だったりするんではないかと。それは私がやりがちなことだったりするのだけれど、やっぱりあきらめない!(ようにする!)
自分の半径3mだけじゃなくて、その半径3mがより深く安心の場所になるためには、やっぱり社会全体が安心の場所だったらいいな。
夢みたいかもだけど、夢はみるところから始まるもんな。

