沖縄県の翁長知事が亡くなった。
ニュースでは「基地問題で国と対立した」と言っている。
私は「対立した」っていう言葉に違和感がある。
「安全な場所で心穏やかに暮らす」
そんな「当たり前」のために国とやり合わないといけないってどういうことなんだろうかと、数年前に子どもの夏休みに行った沖縄旅行の写真を見ながら、翁長知事を思っていたところでした。
悲しい。
そしてずっしりと重い。
これは沖縄で起きていることじゃなくて日本で起きていること。
ある人が、基地は人を殺すための場所なんだと言っていた。
私はその言葉にとても驚いた。
そしてこうも言っていた。
飛行機がうるさいとか環境に良くないとか、そういう問題じゃない。
戦争がなければ基地はない。
その戦争は人を殺すもの。
辺野古を容認するということは、沖縄が初めて基地を自ら受けいれることになる。積極的に戦争に加担することになる。そんなことはしたくない。加害者になりたくない。
そんな声なんてないかのように暴力的に高圧的にふるまう国。
そんな国を認めてる国民。
ジュゴンの見える丘からの辺野古の眺め
辺野古の生き物たち
勝つ方法はあきらめないこと
今の私にできることは何だろ。