こんにちは。
「憲法のおはなし」くぼいなみ です。


今日はちょっと、私の「憲法のおはなし」への想いを書いてみました。


私は「憲法のおはなし」を、楽しく希望を持てるものにしたいと思っています。


「憲法のおはなし」を通して、私たちが生まれながらに持っている自由や権利についてお話しするのはもちろん(憲法改正についても)、お気に入りに囲まれて気持ち良くお話しすることも心がけています。


いつも紹介しているナガタヨシコさんのイラストも、どーうしても彼女に描いてほしくてお願いしました。
それは大好きなイラストレーターさんに、自分のために絵を描いてもらえる嬉しさだったり、大好きな彼女の絵を色んな人にみてもらえる嬉しさと共にあることでもあります。



それから「憲法のおはなし」の時に持ち歩くバッグ。
エメラルドグリーンのトートバッグはとても頑丈で、結構な重さになる資料や紙芝居、本なども安心して持ち歩けます。
そして、かわいい✨
気に入るものが見つかるまで探しまくりましたよ。


それだけじゃなく、おはなし会を主催してくれる方や参加してくれる方と出会えるのがとても楽しみで嬉しいことなのです。


私には心に誓っていることがあるんです。


2011年3月

東日本大震災

そして原発事故

当時子どもは年中さんと小学1年生でした。

ネットで必死に原発や放射能の情報を集めては、途方に暮れたり怖くなって泣いたりしていました。

少し前まで口にしたり触ったりするなんてあり得なかったものが、そういう共通認識だったはずのものが暮らしに侵入してくる怖さ。

怖いと言うと神経質だとか意識が高いとか言われる怖さ。

怖くて怖くて。
ピリピリしていたと思います。

毎日情報収集してばかりで、子どもたちのこと、あまり見てなかったなぁ。


正直あまり思い返したくない。


ただ、時を重ねてきて、こんな状況だけれども、悲しんだり社会に怒ったりしてるだけじゃ何も変わらない。


私が怒ったり泣いたりしていたら、幸せになって欲しいはずの私の子どもが希望を持てなくなってしまう。


子どもたちが希望を持てるようにしていきたい。いかなきゃ。


そう思うようになってきました。


大人の役割って、子どもに希望を見せることなんじゃないか。


最近の私は、大人の役割は楽しく幸せに生きることだけなんじゃないかとさえ思っています。


私の権利や自由を毅然と主張しなければいけない場面ももちろんあります。


そんな時も、したたかさやユーモアを忘れずにいたい。


できているかどうかは別として、そうありたいと思うのです。


それは沖縄に学んだことでもあるかな。。。




「憲法のおはなし」の中で


「憲法は、1人ひとりが平和の中で人間らしく自分らしく自由に幸せに生きる権利があることを保障してくれるもの」という言葉を紹介しています。(私が初めて参加した憲法カフェで、講師の武井由起子弁護士がおっしゃっていました。素敵でしょ✨)


私も知らない世界がいっぱいあるし、参加者の方に教えてもらうことが沢山あります。


私は憲法という道具を紹介して、みんなで使い方を考え合えるような…


そんな場にできたらなぁと思うのです。


希望を胸に楽しく。


そんな想いでおはなし会をしています。


イラスト・ナガタヨシコ