この度 OHANA食堂を開催していた
新潟市東区東明の会場「キッチンバンビ」とは
別の場所に
オハナハウスを立ちあげました!
会場「キッチンバンビ」での
月1回の食堂の開催は
4月をもって終了となりました。
5月からの食堂の会場は
オハナハウスとなります。
そして、オハナハウスで開催する食堂を
5月16日水曜日からスタートします!
OHANA食堂は
月1回の火曜日開催と
週に1回の限定20食で
毎週水曜日に開催していきます。
オハナハウス誕生の話は
今年2 月のOHANA食堂での出来事にさかのぼります。
(写真左から大前さん、佐伯さん)
その時の食堂の様子はこちらから
このお話には続きがありました。
大前さんは OHANA食堂の雰囲気、料理、そして子どもたちが
楽しそうに遊んでいる様子を見て 感動してくれました。
理事長の未来さんから 当団体設立の趣旨と経緯
他の活動の話などを聞き
「あなたがこの地域にいることが嬉しい!
あなたみたいな人がこれからの時代には必要!」
と言ってくれました。
聞くところによると、大前さんは新潟市の少子高齢化のために
地域に尽力されている方でした。そして
「地域のために働いている
地域包括支援センターのような人たちに会って
あなたの活動のことを話さないと。
私たちのこれからの地域に必要なことなんだから!」
と言ってくれて
後日、大前さんのご紹介で会わせて頂けることになりました。
そこで、豊かな国と言われている
日本の現状を改めて知ることになりました。
地域包括支援センターの職員さんに言われたことは
○高齢者の1人暮らしだと
1日誰とも話すことなく終わる日もあり
困ったときに助けを求めることができる
人も場所もない方がいる。
○高齢者の方の中で、記憶力があいまいで
今日が何日で何曜日かも分からなくなり
地域で集まる場所に行っても
曜日が違い、参加できないことが多い。
○いつでも曜日に関係なく
気軽にフラっと立ち寄れる場所がほしい。
だから365日いつでも行くことができる居場所が
あると嬉しい。
地域保健福祉センターの職員さんに言われたことは
○子ども達の長期休みが一番心配だということ。
なぜなら、家庭で満足にご飯を食べることができず
子ども達がどんどんやせ細っていくのが
夏休み、冬休み、春休みという現状があるから。
これが今、現在
日本で実際に起こっていること。
これを聞いた理事長・板倉が思ったこと。
「みんなが寄り添いあえる地域の居場所を作りたい」
そう強く思ったそうです。
(写真左から、佐伯さん、板倉、大前さん)
このタイミングで もう1人の77才の
救世主の佐伯さんからも
素敵なお話を頂きました。
佐伯さんは、息子さんに教えてもらい
OHANA食堂の存在を
知ったそうです。そして食堂に参加した理由は
理事長である板倉に会いに来ることが
目的だったそうです。
佐伯さんは板倉に会うと、こう伝えたそうです。
「あなたは2年前くらいに、私が貸し出していた物件を
見学しに来たことがありましたよね?」
∑(゚Д゚)
話は約2年前にさかのぼります。
キッチンバンビさんと出会う前
食堂が開催できる物件を
探していた時期がありました。
しかし、これがなかなかの苦戦でした。
不特定多数の出入りを前提とした
物件がなかなか見つからなかったのです。
いいなと思う物件があっても
不特定多数の出入りを禁止している
物件がほとんどでした。
そこでやっと見つけた
佐伯さんが貸し出していた物件。
広く、日当たりがいいスペースは
食堂の物件として、とても適しているものでした。
ですが
「犬は出入り禁止」ということで
犬を飼っていた板倉は
物件を借りることを断念。
佐伯さんとはそれから
約2年ぶりの再会でした。
そして板倉に
「あなたに、私の物件で
食堂を開催してほしいと思った。」
とも言ってくれました。
ちょうどその時期
OHANA食堂の開催を
五泉のOHANAの家でしようと
子ども食堂の申請をしたところ
「山奥で子どもたちが一人で行ける場所ではない」
「夜になると真っ暗で危ない」
という理由から市役所から断られて
OHANAの家での食堂は断念していた所でした。
そんな時に、ミラクルは起こりました!
理事長・板倉未来 Facebookより
〜OHANAプロジェクトへの想い〜
OHANAプロジェクトを立ち上げてから
願い続けてきたOHANAへの想い
引き寄せられるように
必要なときに、必要な人と、必要な場所に
導かれるように
私たちは
愛の想いを通して出逢っていくのです
https://raylabo.wixsite.com/mysite/ohana1
子ども達が、お腹いーっぱい
ご飯が食べられる居場所
働きながら子育てしている
シングルママが笑顔になれる居場所
独り暮らしの高齢者の方が、孤独で
寂しいと感じたときに
安心して声をかけあえる居場所
温もりあふれる優しい環境の中で
楽しい笑い声が、たくさん聴こえて
愛に満ちている居場所
地域の皆さんと深くつながりながら
誕生する新しい家の名前は
オハナハウス
愛することで
愛されていることを思い出すことができる居場所
それが、OHANAの家
私たちは、OHANA
OHANAとはハワイ語で家族
OHANAプロジェクトとは
血のつながりを超えて
遺伝子を超えて
世代を超えて
私たちは
愛でつながる家族になる
佐伯さんの物件はオハナハウスとして
OHANA食堂を毎週、水曜日に開催していきます
将来的には365日ご飯が食べられる家にしたいと
思っています。
更に佐伯さんは、このオハナハウスを
施設退園後の
帰る家が無い子どもに住まわせてもいい
地域の皆さんも居場所がなくて困っているから
みんなで助けあえる場所として
そのような目的で、この家を使ってもらいたい
板倉さんは、そういう事がしたいんでしょ?
と、言ってくださったのです。
もう運命としか思えない
衝撃の一言、ひとことが有り難くて
感謝しかありませんでした