◆6月25日の将棋対局は9局
（1）第37期竜王戦決勝トーナメント1回戦
①渡辺和史七段（5組優勝）vs藤本渚五段（6組優勝）
※竜王戦決勝トーナメントは破格の対局料が魅力。6組優勝の藤本五段は47万円、5組優勝の渡辺和史七段（竜王戦連続2回昇級により昇段）は53万円。勝つと次の2回戦は53万円ですがかつ進むほどに対局料が上って行きます。昨年の第36期では5組優勝の伊藤匠六段（現叡王・七段）が1回戦から決勝まで勝ち上がり挑戦権を獲得しました。決勝までの獲得対局料は932万円、七番勝負は敗退しましたが準優勝賞金1650万円（多分）を得ていますから合計2582万円。また、5組優勝の棋士が挑戦者になったは竜王戦史上初の快挙で5組から一気に1組に昇級となり1組は定員がオーバーし、4組は上がって来るハズの棋士が素通りして欠員になるなどの珍事が生じました。本局の勝者は2回戦で4組優勝の高野智史六段と対戦します。
（2）第37期竜王戦6組昇級者決定戦Aブロック2回戦
②横山友紀四段vs森本才跳四段
※勝者は3回戦で泉正樹八段vs岡部怜央四段戦の勝者と対戦します。
（3）第50期棋王戦挑戦者決定トーナメント
・1回戦
③羽生善治九段vs大橋貴洸七段
※勝者は2回戦で菅井竜也八段と対戦します。
④山崎隆之八段vs澤田真吾七段
※勝者は2回戦で斎藤慎太郎八段と対戦します。
・同2回戦
⑤稲葉陽八段vs中村太地八段
※勝者は3回戦で渡辺明九段vs都成竜馬七段戦の勝者と対戦します。
（4）第96期棋聖戦一次予選
・イ組1回戦
⑥野月浩貴八段vs近藤正和七段
※勝者は同日2回戦で⑦の勝者と対戦します。
⑦星野良生五段vs小山怜央四段
※勝者は同日2回戦で⑥の勝者と対戦します。
・同2回戦
⑧⑥の勝者vs⑦の勝者
※勝者は準決勝進出で西山朋佳女流三冠と対戦します。
（5）第32期銀河戦Cブロック7回戦
⑨中川大輔八段vs狩山幹生四段
※狩山四段は5人抜き成るか？敗れても決勝トーナメント出場権は獲得済み。勝者は8回戦で増田康宏八段と対戦します。
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