藤井聡太棋聖鮮やかな一手勝ちで連覇・永世にリーチ(2024.6.18) | 東京の四季(庭園&公園)のブログ

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◆6月17日の将棋対局結果

 

(1)第95期棋聖戦五番勝負第2局

①〇藤井聡太棋聖(八冠・2勝)vs●山崎隆之八段(2敗)

 ※第1局は藤井聡太棋聖が山崎隆之八段に動くスキを与えず完封勝ちの様相でしたが第2局の山崎八段の秘策は?

 ※山崎八段の秘策は向かい飛車。AI特有の振飛車減点状態が長く続きましたが藤井棋聖がジワジワと勝ち筋を手繰り寄せたようで一方的に攻め続けて山崎玉を7筋から2筋に流れるように追い詰めて最後は自玉に受けが無いような局面になってハラハラさせましたののの流石は寄せの名手。キッチリ一手残して山崎玉を詰め挙げました。これで2連勝。棋聖5連覇と史上最年少永世称号獲得にリーチを掛けました。これで藤井八冠は叡王戦でカド番に追い込まれ、名人戦第4局で敗れて4勝3敗と嘗てない苦戦と見えましたが、その後4連勝で8勝3敗、勝率.727と本来の5勝1敗のペースに近付きつつあります。本人の言葉通り「内容が良くなって来ている」とのことで6月20日の叡王戦第5局を控えて叡王4連覇、タイトル戦23連勝に向けて明るい兆しが見えたと言えましょうか。

 

◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)