6月4日の将棋対局結果(202436.5) | 東京の四季(庭園&公園)のブログ

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◆6月4日の将棋対局結果

 

(1)第37期竜王戦4組残留者決定戦

①●北浜健介八段vs〇飯塚祐紀八段(先)

 ※勝った飯塚八段は4組残留、敗れた北浜八段は5組に降級となります。飯塚八段(55歳)は2019年度から負け越しが続いていますが今年度は2勝2敗の滑り出し。4組残留は価値がありそうです。

 

 

(2)第37期竜王戦6組昇級者決定戦

・Aブロック1回戦

②●島本亮五段vs〇齋藤裕也四段(先)

 ※勝った齋藤裕也四段は2回戦で脇謙二九段vs西田拓也五段戦の勝者と対戦します。齋藤裕也四段(26歳)は藤井聡太八冠の兄弟子でデビュー初年度の昨年度は24勝15敗、勝率.615とマズマズの成績。今年度は5勝2敗、勝率.714と好調な滑り出し。

 

・Bブロック1回戦

③●塚田泰明九段vs〇木下浩一七段(先)

 ※勝者は2回戦で高野秀行六段vs山本博志五段戦の勝者と対戦します。塚田泰明九段(59歳)は現在786勝(713敗)で800勝まであと14勝。

 

④●神崎健二八段vs〇増田裕司六段(先)

 ※勝った増田裕司六段は2回戦で豊川孝弘七段vs長岡裕也六段戦の勝者と対戦します。

 

・同2回戦

⑤〇古賀悠聖六段vs●今泉健司五段(先)

 ※勝った古賀六段は3回戦で畠山成幸八段vs宮嶋健太四段戦の勝者と対戦します。

 

⑥〇富岡英作八段vs●松本佳介七段(先)

 ※勝った富岡八段は3回戦で神谷広志八段vs小山直希四段戦の勝者と対戦します。

 

 

(3)第74期王将戦一次予選

⑦〇屋敷伸之九段vs●本田奎六段(先)

 ※本田奎六段(26歳)はデビュー6年度目で175勝85敗、勝率.673は見事な成績ですが順位戦ではC級2組のまま。デビュー初年度の第45期棋王戦で予選1回戦から出場して連戦連勝、アレヨアレヨと観ている間に挑戦権を獲得という快挙を成し遂げましたがその後は目立った活躍が観られていません。 

 ※初手合わせはベテランの屋敷九段が勝利。近年成績が揮わず順位戦でも長らく保っていたB級1組から陥落となりましたが時として若手強豪に煮え湯を飲ませる曲者ぶりを発揮。今年度は3勝1敗と上々の滑り出し。勝った屋敷九段は二次予選進出。

 

(4)第14期加古川清流戦

・1回戦

⑧●貫島永洲三段(先)vs〇立石径アマ

 ※勝った立石アマは同日2回戦で井田明宏四段と対戦しましたが敗退。

 

・2回戦

⑨〇井田明宏四段vs●立石径アマ(先・⑧の勝者)

 ※勝った井田四段は3回戦で齋藤裕也四段vs森本才跳四段戦の勝者と対戦します。立石径アマ(49歳)は奨励会三段リーグに上がりましたが医師を志して17歳で奨励会を退会したことで「伝説の三段」と呼ばれているとのこと。志を貫徹して小児科の開業医に。二人のご子息が将棋に興味を持ったことに触発されてプロ公式戦出場を決行したとのこと。奨励会を退会しなければ間違いなくプロになっていたことでありましょう。次回の参戦に期待。勝った井田四段は3回戦で森本才跳四段vs齋藤裕也四段戦の勝者と対戦します。

 

(5)第32期銀河戦Eブロック6回戦

➉●野月浩貴八段vs〇梶浦宏孝七段(先)

 ※勝った梶浦七段は7回戦で北浜健介八段と対戦します。梶浦七段(28歳)はデビュー10年度目で通算219勝139敗、勝率612。昨年度は25勝8敗、勝率.758と過去最高の成績、今年度は5勝1敗で本格化の兆し。

 

◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)