藤本渚五段、豊島九段に逆転勝ち・4月2日の将棋対局結果(2024.4.2) | 東京の四季(庭園&公園)のブログ

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◆藤本渚五段、豊島九段に逆転勝ち

・4月2日の将棋対局結果

(1)第37期竜王戦4組ランキング戦2回戦

①●北島忠雄七段(先)vs〇渡辺大夢六段

 ※勝った渡辺大夢六段は3回戦で高崎一生七段と対戦、敗れた北島七段は昇級者決定戦Aブロック2回戦に回って北浜健介八段vs石川優太五段戦の勝者と対戦します。

 

(2)第65期王位戦挑戦者決定リーグ戦紅組4回戦

②●豊島将之九段(先)vs〇藤本渚五段

 ※注目の初手合わせで藤本五段が元名人、三冠王経験者の豊島将之九段を破るようだと藤本五段が今年度中にタイトル挑戦権を獲得する可能性が見えて来ます。

 ※新年度早々注目の新鋭・藤本渚五段が豊島将之九段に勝って超大物ぶりを見せ付けました。藤井聡太竜王(八冠)でさえどうしても勝てずに6連敗を喫した豊島九段に初手合わせで勝利したということには驚かずにはいられません。藤井竜王が豊島将之九段から初勝利を挙げたのは2021年1月ですから3年前のこと。豊島九段も33歳になって調子が下降気味ということはあるかもしれませんが時代の流れは藤井世代とその下の年齢層に傾いて来ているようにも感じられます。なお、気になるのは第74回NHK杯将棋トーナメント1回戦の藤本渚五段vs山崎隆之八段戦で収録は2023年度中に済んでいるはずですが藤本五段の2023年度成績は51勝9敗、勝率.850のままです。勝っていれば52勝9敗、勝率.85245で藤井竜王を抜いて年度勝率部門逆転首位となっているので敗けていると推測するところ。敗けていれば51勝10敗で勝率..836となりますが部門2位は変わらないのでNHKは結果公表を許可していないということになりましょうか。

 ※さて、王将戦リーグ紅組は佐々木大地七段、斎藤慎太郎八段、藤本渚五段が2勝1敗で並んで混戦模様。5回戦で斎藤慎太郎八段と藤本渚五段が直接対決となるのでこの一戦の勝者が佐々木大地七段と挑戦権を争うようになると思われます。

 

(3)第50期棋王戦予選

・5組2回戦

③●船江恒平六段(先)vs〇池永天志五段

 ※勝った池永五段は準決勝進出で青嶋未来六段vs小山怜央四段戦の勝者と対戦します。

 

・6組3回戦

④〇大石直嗣七段vs●石川優太五段(先)

 ※勝った大石七段は準決勝進出で村田顕弘六段vs森本才跳四段戦の勝者と対戦します。

 

・7組3回戦

⑤●竹内雄悟五段(先)vs〇黒田堯之五段

 ※勝った黒田五段は準決勝進出で古賀悠聖六段vs冨田誠也四段戦の勝者と対戦します。

 

(4)第32期銀河戦Cブロック4回戦

⑥●日浦市郎八段vs〇狩山幹生四段

 ※勝った狩山四段は5回戦で古森悠太五段と対戦します。

 

◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)