第二話
要支援、要介護高齢者の心理的特徴の理解
要支援者・要介護者には・・・
①身体虚弱者
②障がい者
(脳血管障がい者、パーキンソン症、脊椎損傷、脳性まひ等の肢体不自由の場合)
③精神障害
④難病者やリウマチ等の症状の人 etc ・・・
多くの援助を必要とされる人々がいる。
上記の要支援者・要介護者の
心理をホームヘルパーの事例にて紹介。
(*ここでの紹介は教材に掲載されているものである。)
1)「1人暮らしの高齢者の事例」
2)「家族と同居の高齢者の事例」
3)「脳血管障害による肢体不自由のある事例」
4)「精神障害を持つ高齢者の事例」
今回は
3)の「脳血管障害による肢体不自由のある事例」を紹介。
~事例~
脳血栓で倒れて半身不随になった。
血圧に注意していなかったし
突然だったのでずいぶん衝撃だった様子。
言語のまひもあり
意思疎通がうまくいかなくて
気難しくなり
わがまま放題で奥さんに
苛立ちをぶつけていた。
ホームヘルパーが訪問した最初の頃
なにかして欲しいという身ぶり手ぶりしているのだが
上手く読み取れず
落胆され涙をこぼしていた。
ホームヘルパーも非常に悲しく
申し訳ない思いでいっぱいだった。
そんな時は
夕方仕事から帰ってきた奥さんに
当たるコトが多かった様子。
その後
身振り手振りで意思が伝わるようになったのだが
「出来ないコトが悔しいです。
そんなコトはいやです。
うれしくありません。」
と、内向的消極的になっている。
しかし
痛みを耐えながらリハビリを進め
体が動くようになってくると
表情に明るさが出てきた。
言葉もわかるように話すコトができ
すっかり元気になった。
~心理の理解~
脳血管障害の場合も中途障害であり
障害を受けたすぐの時期が
一番辛いとき。
今まで
できたコトができなくなるコトや
自由に動いていた体が動かなくなり
しかも
痛さを伴うのだから
その悲しみは計り知れないものがある。
まして
それまで仕事に燃えてこられた場合は
失われた機能に対する喪失感が強く
悲しみの喪に服すことになる。
①衝撃(今までの自分のイメージが壊れた)
②悲哀(失われた機能への懐古)
③新しい自分の再建(努力)
と、一連の心理プロセスをたどる。
援助者は
悲しみに寄り添うコトにより
これらの心理プロセスを理解していくことである。
しかも
多くの脳血管障害による
肢体不自由はリハビリによって
回復していく。
障害を受容し
回復への努力をしていく心理が大切。
早期の障害受容
早期のリハビリが
心の健康にも大切。
感じたコト・・・
教材には
もっともらしいコトが述べてはいるが
実際に
もし、自分が・自分の家族がと考えて想像してみたら
そんな簡単なコトではない・・・
しかし
その壁を乗り越えられるのは
自分自身の何物でもないというコト・・・
だからこそ
家族の絆が大事になってくるのだろう・・・
家族だけではない。
関わる全ての人たちとの絆も大事・・・
人はひとりでは生きてはいけないというコトなんだ・・・
つづく・・・

