とりとめもなく・・・こ太郎
こ太郎がいなくなって20日
父様もアタイもさりぃもこの生活に慣れてきた
こ太郎がいなくなった直後のさりぃはとても寂しそうでソノ姿を見ているだけでも泣けてきた
さりぃとこ太郎が走り回れるだろうと思って庭のあるこの部屋に引っ越してきたのにソノ庭にこ太郎君は眠ってしまった
こ太郎を埋葬した次の日さりぃはこ太郎の埋まっている場所でしばらく遊んでいたらしい
土の下のこ太郎の匂いを感じたのか?
こ太郎がいなくなって2日間はいつも一緒に眠っていたベッドに入ることもなかった
ナゼなんだろう?
ドラさんがこ太郎の写真を引き伸ばして持ってきてくれて
パソコンの隣にソノ写真を飾ったらさりぃがジィっとこ太郎の写真を見つめてた
父様とアタイ、偶然二人一緒にソノ姿を見ていて涙が止まらなかった
こ太郎のお通やはとっても賑やかだった
友達や兄貴夫婦、姪っ子チャンがお別れに来てくれた
姪っ子がさりぃとこ太郎にお揃いの洋服を買ってくれていた
「もう少し早くもってきてあげればよかったね・・」ってソノ言葉に泣けてきた
着せてあげる事は出来なかったけどこ太郎の身体にのせると
すっごく似合っていてすっごく可愛くて・・
見たかったなぁ
看護師をしている姪っ子が
「人間と同じならお腹が膨らむ前に足とか顔とかがむくむはずだよ」って言った
ハッとした
そう、アタイは気がついていた
こ太郎の身体の変化に・・・・
愚かなアタイは足のむくみや顔のむくみを成長しているのだと勘違いして喜んでいた
“身体の小さいこ太郎がやっと男らしくなってきた”
そう思って喜んでいた
愚か過ぎる
彼が発していたSOSを喜んでいたなんて
こ太郎がアタイの子供になってのが夏の始まりの頃
暑い夏が過ぎてお引越しを終えてやっと落ち着いてきて
これからたくさんドライブしてお散歩してたくさんの思い出を作っていくはずだったのに
甘えん坊のさりぃはこ太郎がきて少しお姉ちゃんになってたのに
こ太郎がいなくなった今は前にもまして甘えん坊さんになっちゃった
自分の寂しさを癒す為そしてアタイ達の寂しさを癒す為なのかもしれない
4ヶ月前に戻っただけ・・
そう思いたいけどそうじゃないんだなぁ
あんなチビ助だったけどかなり存在大きかったなぁ
もう泣き言は言わないって決めた
彼はアタイの子供になってアタイにいっぱい幸せをくれた
神様がいてそれぞれに運命とかあるのだとしたら彼がアタイの所に来たのにも意味があるはず
その意味を否定したくない
アタイのもとに残されたこ太郎の可愛い写真
こ太郎の可愛さをみんなに自慢しなくちゃね
忙しすぎて遊んであげられなくてごめんね
今ならいっぱい遊んであげられるのに
こ太との時間をもっと欲しかったな


