H29 2.26日更新
私の使用感お勧め度★★★★4 治療の季節を間違えず、ルールを守りながら慎重にできれば最高の効果をはっきする!
今回は私の使い方&体験談です。私が今回治療するのは、
肌全体のくすみ
目の周りのクマ(血行不良の青くま、色素沈着の黒くま)
頬のたるみ毛穴
いちご鼻
広い範囲にでたシミ
肌の色むら
おでこ、ほうれい線付近の小じわ
顎周りのニキビ(繰り返す炎症性ニキビ)です。
これから書く方法で、上記に書いた一通りの悩みをカバーできます。
(これだけ聞くと怪しい薬みたいw)
今まで化粧品で何ともならなかった方は、使ってみる価値があると思います。
前回の記事でもお話ししましたが、皮膚科でちゃんと治療として確立されてるので効果はお墨付き。
肌のターンオーバーを速めて、肌のいらないもの(シミ、シワになってしまった皮膚、ニキビなど)を排出させるという理屈です。
肌自体を新しくしていくので、一連の肌悩みをカバーできるケアになります。
これを美容皮膚科に行ってやると、初診料・診察料、病院によっては月に数回の
診察が必要になります。保険は適用にならないそうです。
なので、費用をなるべく抑えたい方は個人輸入の代行会社から商品を購入して自分でやってる方が多いです。
私は2年かけていくつかの輸入会社を試しました。
その中でいつも使っている、良心的で安価なところもご紹介します。
私はハイドロキノンとトレチノインを使用するようになって二年になります。
もう治療がある程度完成してるので、今は肌悩みが出てきた時だけ使います。
今回は半年ぶりの使用です。
ハイドロキノンとトレチノインの使用方法
一般的には3か月使用したら 2か月は休む。
ハイドロキノンを朝晩2回、(私は)トレチノインは夜だけ。
これがワンセットです。
私は仕事柄、がっつり皮をべろべろに剥いてやることはできないので
ハイドロキノンは3か月 毎日朝晩使用でも
トレチノインは1~2か月の使用に短縮し、週に1~2回程度に抑えて使用します。
(※H29.3.13 ついに私も肌に耐性が出て来て頻度を増やしました。
化粧水にトレチノイン0・025%をと溶かしてつけているのですが、朝晩つけても大丈夫になり、一日おきの使用になりました。以前、0.025%でも効果が出ている模様。)
私は肌が薄く、0.025%で十分皮剥け(ファンデを塗っていて少しぽろぽろしてくる程度)するので今でも一番濃度の低いものを使っています。
大体の方は肌に耐性ができるらしいので、量を増やしたり濃度を濃くしたりしていかないと効かなくなってくるそうです。
私のように接客業などで皮剥けがあまりよろしくない方は、私のようにトレチノインの頻度を少なめにしてみてください。様子を見ながら頻度を増やしたり、減らしたりして慎重に塗ります。私の実践した詳しい使い方を書いていきます。
治療としてはライトなやり方ですが、肝斑や深いシワなどでない限り十分効果が見えます。肝斑やヘビーなニキビやシワの場合は、ライト版ではなく通常の方法で実施します。
まずは通常の使用法から。
~一般的な使用方法~
その①
洗顔をして化粧水でお肌を整えた後始めます。
まず、気になるところにトレチノインを綿棒の先にちょっとだけとって患部に直接おきます。そして刷り込む。※夜のみ使用。
トレチノインの量は綿棒にちょん、とつける程度です。量を間違えれば耐性のない初期は特に過剰な炎症を起こしたり大変なことになるので気を付けます。
その②
その部分に上からハイドロキノンを塗る。※朝晩2回。
白斑、色抜けを予防するため患部より少し広範囲にハイドロキノンを塗る。
~接客業でべろべろに皮剥けするのがNGな方のための
ライト版使用法~
私の場合は顔と首を全体的に美白したいし、シワもなくしたいのでトレチノインを化粧水で薄めて全体に塗ります。目や粘膜の周りは絶対避けてください。
化粧水に混ぜる量はチューブから出して多くても0.2~0.5センチ以内です。
これを最初の1週間くらいは量も少なめに、様子を見ながら2~3日に一回。
様子を見てかなり剥けてくるならもっと少なくてもいいです。
私はすぐ皮剥けするので、これで様子を見ながら3か月続けます。
トレチノインも0.025%と一番濃度が低いものを使用しているので、全然剥けない人もいるかもしれません。その場合には頻度を毎日にしたり、耐性が出来て剥けなくなったら濃度を上げます。
剥けすぎ?と心配であれば少しお休みしても構いません。
(私の場合、3か月続けたことはありません。1か月くらいでも皮むけを結構してるので長くて1~2か月です。)
剥けているのはターンオーバーしている証拠です
最初は一番低い0.025%濃度でやってみるのが安心でオススメ。
その②
ハイドロキノンを患部に塗る。
私の場合は広範囲のシミと色むらがあるので全体的に白くもしたいので、シミより少し広範囲に塗るか、さらに0.5~1.0センチくらい出して乳液に混ぜて首まで塗ります。
首まで美白出来るので、顔だけ白くなることも防げます。
この場合はハイドロキノンの減りが早いので2,3本ストックがおススメです。
これによって部分的に色が抜けることを防ぎます。
その③
通常通り、クリームなどのお手入れをします。
トレチノイン治療をしている時はとにかく乾燥するので、乳液・クリームの後はオイル美容がおススメです。
※トレチノインとハイドロキノンを塗るタイミングですが、化粧水の次に塗ると皮剥けしやすくなります。乳液やクリームの後に塗ると、油分が保護膜の役割をするので効果は出にくくなる傾向です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
このライト版でも、皮膚の薄い私は十分シミと小じわ、毛穴に効果が見られました。
初期~中期程度のエイジングサインの方ではライト版でも効果は見られると思います。
物足りなければ通常版で試していただければわかります。肝斑などの大きいシミはライト版では時間がかかるので、通常版でいいと思います。
(その代わり、激しい皮剥けと炎症からは逃れられないので覚悟をして情報をしっかり集めてから行ってください。もし怖ければライト版から挑戦してみるのもいいと思います。)
記事の最後の方にオオサカ堂の商品を紹介しますので、レビューや使い方を参考にしてください。
私の場合は1か月使用したあたりで急に「パっ!!!」と肌全体が白くなりました。
集中して治療していた頬のシミも一か月程でほとんど綺麗になっていました。
三か月ほど続けると、本当に現実ばなれした透明感があらわれました…!透明というより「発光」しているかのような明るさです。また、通常版の方ではもう少し結果が速く、2週間くらいで白くなってくる方もレビューをみるといるようです。
イチゴ毛穴は、黒く深かった毛穴が小さく浅くなりました。
小鼻の皮剥けが化粧をするとき少し気になりましたが、クレンジングの摩擦などでぽろぽろと取れる程度でした。そして小鼻はヒリヒリしやすいです。一か月でもイチゴ毛穴についてはかなり効果が見えます。
私もイチゴ毛穴に関してはパックをしたり、酵素洗顔をしたり美顔器をつかったりと色々やってきましたが、ここまで根本を改善出来るものはトレチノイン以外にまだ見たことがありません。
また、トレチノインのビタミンA誘導体は過剰な皮脂分泌を抑える働きがあるので皮脂も前より気にならなくなりました。
また、別の記事に分けて書きますが、イチゴ毛穴の場合も基本はライト版から試してみてください。
男性だと女性より0.5mmほど皮が厚いそうなので、女子より効果が見えるのがもしかしたらゆっくりかもしれません。そして男性の方が2倍以上皮脂が多いことも関係しています。
~ハイドロキノンとトレチノイン使用に伴い、気を付けなければいけないこと~
これを読んでくださっている皆さんは少なからず
肌に悩んで本気で改善したい!と思っていられるのだと思います。
なので、メリット・デメリットをしっかり理解して行ってください。
トレチノインについて
まず、トレチノインはビタミンAという成分の特徴で「接触性炎症」というのが起こります。
トレチノインに触れたところが炎症を起こして、それが皮剥けになるということのようです。
それとこのビタミンAには、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促すという特徴も持っています。これらの特徴を利用して、ターンオーバーを速めてシミやシワなど一緒に剥がしてしまおうというものです。なので使用すれば必ず皮剥け・炎症を起こすということを認識しておく必要があります。
ハイドロキノンについて
ハイドロキノンで色抜け・白斑などの報告というのは実は一般的に私たちが手に入れられる濃度では報告されていないそう。私が使用したのは4%濃度。美容皮膚科で処方される一般的な濃度です。もし色抜けなどが心配であれば私が実践したライト版の方法を参考にしてみてください。本来は、4%での色抜けの心配というのはまずないそうです。
ハイドロキノンには光毒性という特徴があって紫外線を浴びると刺激物質に変わってしまいます。なのでハイドロキノン使用中は必ず上からSPF30以上の日焼け止めを塗る必要があります。
ハイドロキノンが稀に合わない方がいるそうです。そういう方ではルミキシルというのが代用できるかもしれません。使用前にパッチテストをおススメします。
腕の裏側に塗って48時間放置して問題がなければOKです。
ちなみに私は最初顔に使用したとき少し沁みたのですが、今は大丈夫になりました。
目の付近は沁みるので控えてください。
~起こりうるデメリットと、必ずしなければいけないこと~
●ヒリヒリする(かもしれない)。赤く炎症を起こす(トレチノインにより)。なので漂白成分のハイドロキノンで赤みを鎮静させます。
●皮が剥けるので見た目がよくない。
●一時的に皮膚が薄くなるので 紫外線、乾燥、摩擦など外からの刺激に弱くなる。
●ハイドロキノンは光毒性があるため、SPF30以上の日焼け止めをいつも塗らなくてはいけない。光毒性だけでなく、皮膚が剥けてバリア力が弱まっているため紫外線による影響(細胞レベルでのDNA情報の破壊、光老化)が大きくなるため。
※肌のシワ・たるみ・シミなどは加齢よるものと思われがちですが、エイジングサインの70%が紫外線による影響だとわかっている。
●トレチノインを使用してる間はとにかく乾燥するので保湿は入念に。(いつものお手入れプラス、クリーム・オイル美容がおススメ)
●真夏は行わない。
お肌の弱い方、慎重にいきたい方はまずは0.025%のトレチノインを選ぶといいです。
2年かけてあちこち試しました。こちらは個人輸入の創業20年の老舗です。
一度、ハイドロキノンが真っ赤になって出てきてホラーかと思ってすぐ連絡しましたが、快く対応してくださって新しい物を送ってくれました。
ちなみにハイドロキノンは変色しやすく、製造元の話では、開封してから変色したのでなければ問題なく使用できるということでした。
そしてトレチノイン使用中はとにかく乾燥するので、いつものお手入れにオイル美容を加えることをお勧めします。肌のバリア力が弱まっているので保護膜が必要です。
せっかくシミ・シワを気にして治療しても、乾燥してると紫外線の影響が出やすい上に、シワになりますのでご注意を。
私も使っているおススメのオイル。数々のビューティーアワードを受賞しているオイルです。
治療中の弱っているお肌にはトリロジーラインがおススメ。アロマやオーガニックなどを好む方が好きかもしれません。
海外からなので注文して1週間前後かかりますので、そこは計算して注文してください。
間違っても界面活性剤が沢山入って洗浄力の強いオイルクレンジングは避けてください。肌がヒリヒリして悲鳴を上げますw
トリロジー クレンジングクリーム
そして洗顔。ハイドロキノン含有の泡立ちのいい優秀石鹸。大きくて全身美白を目指す方にもおススメ。
日本の職人さんが枠練り法で作っているので、洗い上がりはしっとり。
私は仕事で使ってる基礎化粧品もあるので
まだこのBIHAKUENシリーズのデイ&ナイトクリームは使ったことないのですが(正直w)ハイドロキノンとトレチノインのラインから出ているので、一緒に使うといいと思います。
とくに日中用はSPF30なので、男性でお化粧が出来ない方にも絶対におススメです。
本当はもっと詳しく書きたいのですが…追い付いていかずすみません。
スキンケアについてや皮が剥けている時のファンデーションの塗り方についても少しづつ書いていきます