節分 | 君の瞳は宇宙より広く闇深く、また空より青く澄んでいて綺麗だと思う。

君の瞳は宇宙より広く闇深く、また空より青く澄んでいて綺麗だと思う。

子供の頃から育てにくかった息子は
中2で不登校になり、そして強迫性障害を発症する。

昨日は、仕事から帰ったら、娘が酢飯を作ってくれてて、お肉を焼いてくれてて(うちの巻き寿司は焼肉入り)わたしがお風呂に入っている間、娘が薄焼き卵と、刺身の柵を切ってくれていたm(_ _)m

神がいるー!うちに神がいるよー!!



受験生だがひとあし先にサクラ咲いている娘はする事もないようで、卒業までの時間を楽しんでいる。笑



お風呂から上がったらつみれ汁を作り

息子が「何を準備したらいい⁉️」と聞くので、水菜をハサミで切ってサラダにしてくれと頼んだが

どうやったらいいの⁉️わからん‼️と、ハサミと水菜を持ってウロウロと。



どうやったら?て何ー?😂

結局、根本から切るのかが分からなかったようで、

葉先から切ろうとしていて笑った。

説明するのが面倒だったので、そのまま持っててくれる?と頼んだら

律儀にずーっと水菜を片手にウロウロしていたので笑った。


去年の節分は、娘の方がよく覚えている。

雨がひどくなり、仕事で遅くなり節分の買い出しが遅くなった。

家に帰って、息子と些細なことで大喧嘩して、買ってきた茶碗蒸しをプラ容器まるごと壁にぶち当て、茶碗蒸しがぐちゃぐちゃになった。



そのまま喧嘩がおさまらず、友人の娘が雨の中、わたしと妹を迎えに来た。

「あんたの怒りが収まるまで、お母さんと妹は家に帰さん!」と言って。


そのままわたし達は友人の家に泊まった。


みんながみんな嫌な思い出があった節分。

娘も思うところがあったようで

今年の節分は楽しいといいね、というような事を呟いた。


イベントを重要視している息子。

遅くなりイベントが中止になることをきらって、ケンカになったと思われる。

辿ればいつでも、誕生日やクリスマスを他の日に勝手に振り返った日は必ず大喧嘩になっていたように思う。

あなたは平安時代に産まれたらよかったのでは?と言ったことがある。またはサバンナ。

広い草原の中で駆け回ったほうが彼は自由にのびのび育ったであろうな。。



1人ずつ自分の恵方巻きを作り、黙って方角に向いて完食し、豆まきでもおおはしゃぎした。


鬼のお面がたまたまあったので、それをつけて

外に出てインターホンを押してみた。

リビングで大爆笑していた2人。


最初は嫌だと言った息子が、自分の部屋は手前なら豆を撒いても良いと言った。


自分が欲しくて購入したハムスター

触れる日がなかなかないのだが、昨日は手に乗せることが出来た。


普通の家族なら、だから何だ、何の自慢にもならないような、なんの変化もない日常かもしれないが


息子にとっては大事件だった。

彼はひどい強迫の持ち主だからである。


こうすれば治ります、寛解します、

これはだめです、など

いろんな本や解釈があるが


最近思うことは、とにかく本人が幸せだと心から感じた時が変化の時かなと思ったりする。


本や体験談はもちろん参考になるが

「家族みんなでそれに向かう姿勢が見えるか」なのかなとか。


たまたまそれが合っていただけの話で

もちろん全員に通用するわけではないが

「治してやりたい気持ち」が表面化した結果なのかもしれないと思うと


彼の瞳にうつるものが、幸せで溢れる日が来るのでしょうかな


楽しかった事もたくさんしたけれど

息子にとっては、それより悲しみのほうが多かったのかなと思うと

こちらも悲しくなるものではあるが

娘はそうは思ってない。

この差はやっぱり埋まらないのだろうからなぁ、、。