毎日毎日、とにかくカレンダーをさする。
朝も晩も
娘は何が何だか訳がわからないと言いながら、合格発表までの間、親子で必死にカレンダーをさすりあげた。
結果、合格!
友達も一緒に!
娘と一緒に喜び、その日のうちに早速お寿司やらケーキやらの大ご馳走、ついでに欲しいゲームまでご褒美で買う始末。
受験大フィーバーとなった。
娘を信じてよかった。
なんてったって娘の担任からは
志望校を併願で受けなさいと三者面談で言われたほどだ。
「明日じゅうに書いて提出してねニッコリ」
娘の志望校のパンフも出してもらえず
娘の調査票すら教室にないので…とおかしなことを言う担任だった。
途中で取りに行ってもらうよう話をしたが
なんのために面談に来たのか、わけわからん。
面談が終わり娘と頭の上でヒヨコがぐるぐると目まぐるしく廻る。
要は、受からないってことが言いたいんよな?
いやいや待て待て。
なんのために高額な塾料をお支払いしているんだい
塾の先生にあわてて相談したりした。
それから年末年始は帰ってきた(来なくていいのに)旦那に数学の特訓をしてもらったり
ゲームを禁止したり、本人なりに努力した。
良かった…
親子でまたさすりさすりとカレンダーをさすりまくる。
なるほど効果があるのだと信じて、いやらしくも新たなる願い事を貼り付けたところ。
息子の強迫が寛解する。
2026年の3月に高校を卒業、やりたい事が見つかり、その道に進む。と
そんなことを書く。
ついでに私の収入が臨時で毎月➕10万円っと。
それと人間関係の悩みが解消しますように…
という
とてつもなく強欲で重たいカレンダーとなってしまったが
あれからいそいそと、さすりさすりお祈りする毎日である。