膀胱炎と自己診断が・・・

ある日の朝、目覚めてトイレに行きました。

用を足すと残尿感がありました。

残尿感は以前にも度々ありました。

元来、病院が大嫌いだった私は、度々感じる残尿感に対して放置する事を選択していました。

出来る限り病院には行きたくなかったのです。

ましてや下半身に関する症状となれば、私に限らず病院に行く事を躊躇するのではないかと思います。

『いつも通り放っておけば自然に良くなる筈。』

この時も、そう信じていました。

私は膀胱がんになるまでは、病院の通院は殆ど無く、市販の薬やサプリメントなども皆無に近いくらい口にした事はありませんでした。

自分の身に降りかかる病気や具合の悪さは、寝ていればいつの間にか治ってしまっていました、

そんな感じで、ずっと生きてきました。

ただこの時の膀胱炎と思われる症状は、今までの私の対処法が当て嵌まらず、自然に良くならなかったのです。

日が経つに連れ、症状が徐々に悪くなって行きました。

トイレがとても近くなってしまい、漏らしてしまう様な感覚が常になってしまいました。

そのため、トイレの近くに居ないと不安で仕方がなくなってしまいました。

その様な状況で尿意を感じ急いでトイレに行くと、排尿は全くなく痛みだけが全身を突き抜ける時も有りました。

この様な症状では身動きが出来ず、お買い物に行くにしても尿意と相談しながらの始末になってしまいました。

苦肉の策として、お出掛けの際に気持ちのゆとりを確保するために、娘の生理用ナプキンを持ち歩く事を思い付き実践しました。