闘う最前線にいるのは自分自身

毎日の様に、テレビやマスコミでは、癌で無くなった方の報道がされています。

人間は、月や宇宙旅行に行くまでに、科学が進歩していると云うのに、癌やその他の病気に対する画期的な治療法などが確立されているかと云うと?かもしれません。
人間や動物などに、多くの癌が発症しているのは、現実です。

膀胱がんの闘病を振り返りながら、ブログの記事を書いていると、本当に色々な事が蘇ってきます。

私が膀胱がんになって強く感じた事は、精神的にタフでなければならないと云うことです。
癌と闘うには、家族の協力なしでは出来ないことですが、闘う最前線にいるのは自分自身であると云うことです。

そして治療にしても、何かを求めて前進していくにしても、全ての最終判断は、自分自身であると云う事です。

自分自身で決めた事は、その先何があったとしても、他人のせいにする訳でもなく、自分自身で納得しなければならないと云うことも学びました。

自分の決断が、良いのか悪いのかは、後になって分かります。
スタートする時は、手探り状態ですから、不安なのは尚更ですが、決めなくてはなりません。

ストレスを出来るだけ発散して、減らす努力もしましたが、最初の内は、なかなか思うようにいかず眠れない日が続きました。

私は、大勢の癌患者さんとは違い、ほんの小さな膀胱の一部分の癌で、入退院を繰り返す訳でもなく、体がやせ細っていく訳でもないので、恵まれている部分もあるのかもしれません。

ただ、同じような症状を繰り返すのが、膀胱がんの特徴で、長い期間、胸を撫で下ろすことは出来ません。
日々、頭の中では「いつどうなるのだろうか?」と云うフレーズが、重い石の様に存在しています。
ひとときたりとも、私を自由にはしてくれません。

これも、癌の及ぼす悪い影響の一つなのだと思います。

 

 

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