私はその頃、肉体的にも精神的にもクタクタに疲れていた。


でもすぐにバイトすると言って、自分にあったバイトを探した。

親や知り合い、支援医員さんなどには、今は休んだほうがいいと言われていた。

でも絶対やってやる精神が勝った。

その頃は食欲もなく、カロリーメイトなどでカロリー摂取していた。


支援医員さんは頑張りたいならと応援してくれた。

クリーニングの受付ならひとりで気が楽なんじゃないかなと、人間関係に疲れていた私におすすめしてくれた。


そんな時、ちょうど近くのクリーニング屋さんでバイト募集の張り紙が貼られていて、一瞬迷ったけどバイト募集してますか?とクリーニング屋さんに入っていった。


その後、面接をして受かりバイトを始めた。

精神障害あることは伏せていた。


一般就労を1ヶ月間頑張ったらの約束を果たすため、一生懸命仕事を覚え働いていた。


クリーニング屋の受付なんて楽でしょと思われるかもしれないけど、実際バイトするとすごく細かい事ばかり。

覚えることがいっぱいで、でもそのくらい忙しい方が当時はかえって良かったのかもしれない。

そこのクリーニング店は1週間でひとり立ちだというので、ノートにメモを必死に取り、1週間後無事にひとり立ちした。


店内鍵、レジ開けレジ締め、受付すべてひとり。

気は楽だけど、馴れないうちはメモを見返し見返しやっていた。


ひとりでなのが居心地が良かった。