花です。

 

先日も書きましたが、私が子供の頃は「浮気は男の甲斐性」などと言われていました。旦那様は、一家を支える大黒柱で、子ども達はお父様の言う事に逆らう事もなく、さらに奥様に至っては女中のような扱いを受けたような、そのような家庭がたくさんありました。(私の母親も専業主婦でした。)

 

そんな子ども時代を過ごしてきた昭和の私達の年代は、当然自分が子どものころに見てきた ”お父さん像”が、男性のイメージになっているわけです。

 

ですから、男は遊んで当然!浮気もして当然!!男は偉い!もちろん家事・育児は奥様のお仕事。。。こんな風に考えている50代は、かなり多いと思います。

 

しかし、時代は変化しています。

 

今や女性も学歴を持っている時代です。仕事も持っています。女性が社会に進出しだしたのです。しかし、私たち50代の昭和生まれには、ばりばり働くキャリアウーマンの ”お母さん像”を持っている人はそう多くはないはずです。

 

もう気付かれたお方もいらっしゃると思いますが、

そうです。私たちが子どもの頃に体験してきたこと、見てきた事が私たちのイメージに繋がっています。しかし、社会全体が変化してきたことで、そのイメージと今の現実が噛み合なくなっているのです。

 

奥様も旦那様も、それぞれに「これはおかしい!」「こんなの聞いた事がない!」と、言うことがたくさんあるかもしれません。

 

それは、自分の固定されたイメージを基準にした発想ですから、自分が見てきたことと、違うことが起きた場合その違う方を批判してしまうのが一般的な反応です。

 

しかし、今や社会進出した女性達が堂々と浮気をする時代なのです。

実は、ここ数年は旦那様の浮気に悩む奥様よりも、奥様の浮気に悩む旦那様からの

ご相談が増えてきています。

 

もしも、浮気された旦那様がもう一度奥様に振り向いてほしいとお考えでしたら、

今までと同じ事をしていてもダメです。

その考えと行動で浮気されたということは、考えや行動を変えないと解決に繋がりません。

 

旦那様が浮気をされたときと奥様が浮気をされた時とでは、奥様が浮気をされた時の方が離婚率が高いです。

なぜかと言うと、旦那様はご自分で稼げますから彼女に同情の余地がないのです。

 

反対に旦那様が浮気をされたときには、もう一度奥様のところへ戻ってくる可能性が高いです。それは一時の火遊びであったり、奥様にときめかなくなって他の女性に走ったりしても、経済的な面からも奥様への同情が働くからです。