前回の妊婦健診から一カ月。
本当は、二週間前にはクリニックへ行っていないといけなかった。
が、なかなか行けなかった。
理由は二つ。
◎「次からあっちへ行ってね」と系列に回されてしまったこと。
医師不足により、自宅近くのクリニックでは今は出産できないらしい。
これはかなりのショック。(うつが酷い状態なのでさらに凹む)
◎やはり、うつ病と薬の影響。
エコーを見る度、胎児の異常などが鮮明に映るのでは?
何かあったらどうしよう、その時のショックはきっと耐えられないだろう・・・。
また、ジェイゾロフトを服用しているため、分娩を希望する産院で断られたらどうしよう・・。
とはいえ、すでに14週。前回の健診では10週。
いい加減、お腹の中の様子も気になる・・。
思い切って、今まで通っていたクリニックへ電話をし、
正直に転院したい旨を話す。
血液検査の結果、及び紹介状を受け取りに行くことに。
その足で新しいクリニックで診察を受けたかったので、
新しいクリニックへも初診の予約を入れる。
・・・そして本日、二女に付き添ってもらい(10歳児でもたよりになる!)
いざ、健診!!!
特に記入することはないからと、血液検査の結果だけコピーしてくれた。
(いいのか??)
それを持って新しい産院へ。
すごい混んでる!小児科の健診もあったらしく、新生児も一杯だ。
あの特有のか細い泣き声があちこちから聞こえる。
ちょっとテンションが上がる。
しかしまだここで産めるかは分からない。
問診票の質問を記憶を辿りながら、埋めていく。
「現在、服用中のお薬はありますか?」
・・・・うーん、「なし」と書いてしまおうか・・・
でもなにかあっても怖いので、正直にジェイゾロと記入。
しばらくして、診察室に案内された。
先生は抗ウツ剤のことには何も触れず、お腹の上からエコーを見だした。
「おっきくなってる!!」心の中でちょっとビックリした。
目鼻立ちは相当いいようだ。見た感じでは異常はなさそうだ。
感動・・・というよりは、とりあえずホッとした。
が、なにやら先生は必死に何かを探している。
「あ~、あった、あった。ほら、とんがり!」
え?とんがりって何が・・あぁ!!おまたの?
おとこのこ・・・
診察室を出て、思わず顔を手で覆った。
とんがりを見てしまったあとのことはよく覚えていない。
看護師に別室に呼ばれ、色々な書類やDVDを渡された。
どうやら、次回には分娩予約ができるらしい。
大きな問題がクリアになって、ホッとできるはずだった・・。
一向に気分は晴れない。
おとこのこ・・・・・
これから先が全く見えなくなってしまった。
旦那さんの反応もあまり・・・。
男の子は好かないらしい。
せっかくここまで来たのに、
「産みたくない」
その思いだけが頭を駆け巡る。
髪の毛もぼっさぼさだし、
肌もボロボロでかゆいし、
なんかむくんだ変な太り方だし。
思うように動けない。
気持ちが沈む。
おしゃれなんて到底できるはずもなく、
沢山のショップが並ぶ街並みを歩くのは苦痛でしかなかった。
みんな・・楽しそうだな・・・(ノω・、)
せめて持ちやすいバックでも。といくつか見てみるが、
「はぁ~・・どうせなぁ~。いいや・・・」
いつの間にか秋物でにぎやかになっているショップを後にした。
普段なら、とても楽しい頃だ。
二女が私を覗き込んで「気持ちはわかるけど・・頑張ろう!」
と励ましてくれた。
長女だけは以外にも「男のこ!」と喜んでいた。
おとこのこ・・大変そうだな・・・。
自信ないな。女の子しか育てたことないし。
うつ病者には、
たったこれだけのことが、
大きな不安として重くのしかかる。
ただひとつ、はっきりしていることは、
お腹の子(多分♂)が
すごーく元気に子宮の中でキックしまくっていたこと・・。
普段ポコポコしているアレはやっぱり胎動か。
どうしてキミは、ここに来てしまったの?
今日も一人、
命について深く、深く考えている。