最後の浮世絵師 月岡芳年は、月百姿
という100枚で1つの作品に、偉人・歴史の真実をしるしました。百人一首や源氏物語、豊臣秀吉や源義経などを題材にし、100枚の絵で、一冊の歴史書をつくったのです。

あらゆる古典を生かし、ひとつひとつ本質を明るみにし、真理を繋げ伝えた彼。1885年から1892年の7年の集大成のこれが使命だったのでしょう、完成後まもなくし彼は天に召されました。しかし残念ながら、彼が託したこの月百姿の真の価値はいまだ発揮されていません。絵に描かれた歴史の真実や神託は世に伝わっていないのです。122年間、紐解ける人がいなかったのでしょう。

百人一首の価値を世にだす仕事もまもなく区切りがつくので、来年からは、この月百姿の本質を世に伝える仕事にとりかかります◎このまま価値が光をあびないのは、もったいない。

古典や神様を介し、古の人やものの価値や本質をつかみ最適化して未来へ繋げる仕事は、私の天命。月岡芳年からの使命のバトンタッチは紫式部と同じくらい嬉しいです。時代をこえ託された、役目、私の居場所。お墓参りでなんと言葉を頂戴するか楽しみだ。

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