「後朝(きぬぎぬ:衣衣)の歌」が好きです。

平安時代の「古語」で、
愛しの女性との逢瀬で契りを結び、
翌日別れた後、男性から女性へ贈る歌。

百人一首でも複数「後朝の歌」がよまれています。


たとえば、
「名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな」
百人一首神籤でざっくり訳すと、
【愛しのあなたを、誰にも知られず手に入れたいと願います。
運命の糸で繋がっているなら、肌を重ね愛しあえればと。
いつでもひきよせることができるようにお祈りします。】

少し寂しい歌だと、
「きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣片敷き ひとりかも寝む」
【期待していたけれど、つれないあなたの態度に意気消沈。
愛しいあなたと夜を共にできず、虫声が響く肌寒く寂しい今宵を、
1人で切ない想いで、寝るのだなぁ。】など。


「君がため 惜しからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな」
という百人一首神籤がでると、きゅんきゅんします。

【身や心を酷使してでも、なんとしてでもあなたの傍にいたいと、
尽くし大事にしたいと思っていたけれど、逢瀬を遂げた今はさらに、
もっともっとあなたの傍にいたいと、永遠であって欲しいなと、
命がある間、縁が続いて欲しいと思います。】

これをひくお客様はとっても幸せで、
オーラから愛があふれています。

平安時代は「通い婚」。
男性が女性の家へ通い、一緒には住まないという文化でした。
女性にとってはリスキーですが、だからこそ、
男性と心と心が繋がったままでいるために、
素敵な女性でいようとする心と行動が絶えず。

素敵だなぁと思います。

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