資生堂の創業者は、スピリチュアルな方でした。
なぜかというと。

資生堂の社名の由来、ご存じですか?
儒教の五経の1つ「易経」の、
「坤為地」の言葉が、由来なのです。

「至哉坤元 萬物資生」。
「至れる哉(かな)坤元(こんげん)万物資(と)りて生(しょう)ず」。


「易経」は、五経の1つなので、
「学問」ではありますが、
いわゆる「占い」の1つとされています。

紛失物がどこにあるか調べたり、
今後この選択をするとどうなるか流れをみたり、
感情をよんだりするのに、私も「易経」をたしなみますが、

資生堂の創業者 福原有信さん。
易経をご存じで、さらに384の解の1つ「坤為地」という、
「母なる大地」を選んで社名にするというのは、
感性豊かな方だったのだろうなと思います。

しかも、漢方医の家系で、
東洋哲学を勉強していらっしゃって、
23歳で創業。23歳で易経。

私も、23歳で易経の習得に本腰をいれはじめたので、
同じ時代に生まれていたら、
ぜひ、お会いしたかったです。

今でも、会おうと思えば、
空からお呼びすればいいので、
諦めはしないけれど。

もう少し、五経をたしなんで、
四書も読んでから、お伺いをたてよう。