(*゚▽゚)ノ新生モーニング娘。を一気に史上最高の母艦たらしめた、ハロプロ史に残る傑作。



2012年
年度代表曲 One・Two・Three/モーニング娘。


年度代表曲は「One・Two・Three」です。

通算50枚目にして、新体制初のシングル。節目が重なる勝負曲。
この作品の素晴らしいところは、プラチナ期に迫るクォリティと、ユニット結成当時のなりふり構わぬがむしゃらさの両方を限界ギリギリまで追求した点です。

まずは、鞘師里保ちゃんの台頭でしょう。
ダブルセンターの一翼に抜擢されたりほりほが、これまでのモーニング娘。の印象を一変させました。安定のセンターれいなの隣は、これまで10年選手のガキさんや愛ちゃんが担ってきたポジションです。
堂々とした発声技術と表現力。年齢的に止むを得ない声量の不安定さをもフレッシュさというポジティブな特徴に変えてしまう才能。ダンスでは単独センターで、キビキビとかつセクシーなダンスを見せつける。
非の打ち所がない、アイドル史に残るスーパーエースの誕生です。

脇を固めるのは1年目、10期のくどぅとあゆみん。
特にあゆみんのダンスのキレと大きさはハロプロ史上でもトップレベル。
この作品の特徴の1つはかつてのモーニング娘。にはなかった複雑、高速、変則的なフォーメーションのダンス。その中でもあゆみんの動きは際立って冴えています。

その他の9,10期も見処満載です。フクちゃん、えりぽんはダンスショットでいいポジション、ま~ちゃんも短いパートで存在感があります。

この様に、9,10期により、斬新なリニューアルを遂げたモーニング娘。ですが、この楽曲で最も特徴的なのは彼女達の「がむしゃらさ」です。

つんく♂氏のライナーノーツに「現状の経験値で必死に踊る(毎回が100%)姿こそが今のモーニング娘。のすべて。」と書いてあるとおり、必死で食らいついている彼女たちの姿が強烈です。

ダンス経験者や研修生出身のメンバーでも難しいダンスを、未経験者のメンバーも必死で食らいついています。
その姿は、メジャーデビュー目指して手売りしていた第1期と重なります。

高いクォリティに加え、この必死なところが、離れていたファンのみならず、これまでアイドルに興味がなかった一般の人まで惹きつけたのだろうと思います。

結果として、初動10万枚突破。
10年ぶりの快挙です。

メンバー交代によりキャリアではベリキューに逆転されましたが、現場数では10期ですら追い越す勢い。ベリキューに匹敵する経験値を短期間で積みつつあります。
クォリティでも経験値でも必死な姿勢も、母艦たるモーニングが頂点に立ってこそのハロプロで、モーニングが強力になって復活したことはハロプロ全体の底上げにもなります。

しっかり数字を残した上で、ハロプロの母艦であるモーニング娘。を、新しい才能となりふり構わぬ必死な姿勢で、復活させたこの作品のハロプロにもたらす貢献度は将来に渡っても絶大であると評価し、年度代表曲としました。