私はヤスヲタなので、プッチや娘。のCDはよく買うが、

保田が参加していないタンポポには、全く興味が無かった。

従って、今回のアルバムも購入する気は全く無かった。



ところが、先週の矢口のANNSで、このアルバムに収録されている、

"たんぽぽ(Grand Symphonic Version)"が流された。

そこで、矢口が「5人の声を聴いて感激して泣いた」と言っていた。

これが聴きたくて、つい買ってしまった。



タンポポ初心者としては、初代のクォリティの高さに驚いてしまった。

アダルトでメロディアスな曲調。

この中では、飯田・石黒の美声が圧倒的な存在感を持つ。

ああ、飯田って歌旨いんだと認識させてもらった。



現タンポポは、初代に比べるとクォリティは低いかもしれない。

だが、UK調への路線変更で、新しいタンポポを確立した。



代替わりの評価は、先代とのクォリティの比較だけではないと、

改めて認識した上に、3代目への期待感も高まっていく。



新曲"I&YOU&..."では、コーラスに稲葉貴子を起用する力の入れよう。

2代目としての最後を締めくくったといえる。



そのアルバム最後を飾るのが、前述のGSVerである。

正体は、2代目に石黒の歌声をRemixした、オーケストラバージョンである。

フルートには高桑英世、ハープには井上美江子を起用し、格調高く仕上がっている。


1~2代の集大成を締めくくる曲として、これ以上あるだろうか。

なんたって、石黒が現メンバと一緒に歌うのだ。

矢口が、当事者にも関わらず感激するのも無理は無い。



プッチアルバムの「プチモビクス」とは偉い違いである。



この1枚に、タンポポの歴史とコンセプト・今後の展望が詰まっている。

1つのユニットについて、ここまで表現したという意味では、

古今東西ジャンルを問わず、名盤の1枚に数えてもいいんじゃないか。