不倫バカップルの2人にやられながらも毎日過ごしていたある日、大事件が。


仕事の効率が落ちていたので、普段なら難なくこなせる仕事も終電ぎりぎりまでかかってしまう。


指導係の鞄はあるので、まだ社内にはいるんだろうなあ…鉢合わせる前に帰りたいなあ…と思いながら廊下を歩いていたら、誰も使っていないはずの真っ暗な会議室から声が聞こえた。


卑猥な声が滝汗


最初、誰かがそういう類の動画を観ているのかなあ?と思ったけど、どう聞いても生々しい。


あ、リアル?

焦る焦る滝汗滝汗滝汗


とりあえず、離れないと

何も聞かなかったことにしないと

あーーーーー、どうしよどうしよ

音を立てずに、慎重に…



…ここでやらかすのが阿呆な私

焦って戻ろうとしたばかりに、何も無いところでつまずく阿呆な私…


スローモーションで、抱えてた荷物が滑り落ちていく(しかも結構多い)


会議室からの声がピタリと止んだ


バレた

早く荷物拾わないと

あ、でも出て来たらどうしよ

荷物はこのまま、走って逃げるのが正解?

いやいや、ペンに名前彫ってあるー

どうしよどうしよどうしよ滝汗滝汗滝汗


光の速さで、半泣きで荷物を拾い集めた。

私はここから去りましたよーーというのが伝わるように、わざと大きな音を立てて走る



もう大丈夫だろうと走りながら振り返ったら

(なぜ振り返る)


ドアを開けてこちらを見ている指導係の上司と目が合った



終わった