母の行きそうな心当たりのある場所を探した

もう、会えないのではないか、私は不安な心に負けまいと必死に探した。


...数時間後、

見つけることは出来なかった私は帰宅した。


「おかえりなさい」

母は家に帰っていた。


張り詰めた緊張が一気に安心に変わった。


家から少し離れた「植物園」に行っていたらしい。

そこで買ったパイナップルが食卓に置かれていた。

「食べよ」何も無かったかのように明るく母は言った。


「どこに行ってたの?心配かけて!!もう会えないと思ったじゃない!」


「心配かけたね」、



パイナップルを食べながら朝のこと、またどうして植物園に行ったのかを話した。

「気晴らしに行ってきたの」

決して自転車で近い距離ではない。


私のお母さんは強い、これから何があっても乗り越えれる。

母の頼もしさを知った。


パイナップルはとても甘かった。