18歳の3月、家を飛び出した。


深夜まで父方の親戚がウチに集まり「母親」の説得をした。

説得...?

説得といっても穏便に済ませようと取り繕うようなことしか言わない、

悪いのは明らかに父親だ、

話の解決は出来ないことを悟り家を出る決意をした。


春とは言え、まだ深夜、肌寒い、とても暗い夜だった。

私と、母親そして兄 3人で母親の実家へ向かう。

闇に点滅する信号、どの店も暗く今後のことへの不安は高まる。


ここで私が暗くなると母親はもっと不安になる。

必死で不安を押さえ、

「見えない明日」に対し真正面から向かって行く決意をした。