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今まで
五十年以上 生きてきた
自分なりに
道徳をわきまえ
法律を犯さず
人道に背かず
真っ当な人間であろうと
努力してきたつもり
出来るだけ
無い知恵でも 必死に絞って
間違いを犯さないよう
気を付けてきたつもり
だけど ここへきて
もしかしたら
大きな過ちを犯してしまったかもしれない
そんな事に 思い至る
平静を保ち
論理的に物事を捉えて
理屈を優先してきたけど
それが
間違っていたのかも…
もっと
心のままに
感じたままに
感情を優先させていたら
こうはならなかったのかも…
この曲が世に出たのが
１９９８年１０月初旬
私が結婚を決める
直前だった
「三十歳になった時、お互いに独身だったら結婚しよっか！」
そんな悠長な事を言っていないで
一緒になるべきだったのかも…
数々の事が
メタファーとなっていた気がしてきて
怖くなる…
私は今までいったい
何をしてきたの？！
１９９８年１０月放映開始
ドラマ「眠れる森 -A Sleeping Forest-」
主演はこのお二人
中山美穂・木村拓哉
↑画像は全てお借りしました…<(_ _)>
原作は野沢尚。
市議会議員一家惨殺事件の生き残り、実那子。
当時の記憶が無く、苦しんでいたが
ある日、事件の直後にもらったラブレターを元に
眠れる森に赴き、惨殺事件の真実が
明らかになっていくストーリー。
キャッチコピーは
「記憶だけは殺せない」。
日本のドラマを ほとんど観ない私が
このドラマだけは
１話目から最終回まで 欠かさず
全話きっちり観てました。
それほど魅力的な ドラマだった！
その主題歌が 今回の一曲！
１１２曲目は こちら！
カムフラージュ - 竹内まりや
友達以上の気持ち 胸に閉じ込めてきたけれど
心がもう嘘をつけなくて こんなに切ない
恋人と呼べる相手(ひと)を お互いに持っていたけれど
心の奥わかり合えなくて 孤独に怯えた
私の気持ち
彼の気持ち
決して表出する事の無かった
二人の気持ち なの？！
最近
この手の暗示的要素が
私の周りで 噴出していて
正直、戸惑っている
今までの
論理的思考に従えば
馬鹿馬鹿しいと 一蹴するけど
それが 間違いだったかもしれないと
感じる今、
それらのメタファーを信じた場合に
顕かとなるモノ
信じるには
相当の勇気が必要…
気持ちの赴くままに生きるって
言うほど 簡単じゃない…
もう
どうすればいいんだか…