日和山の坂を下ると南浜町に着きます。
祖父母のお家へ向かう、いつもの道。
こちらも、坂道の両サイドの家々は大丈夫そう。良かった。
道の途中にある学校では、生徒たちが野球をしていました。
いつもの風景に安堵しながらも、
やがて現れる風景に身を強ばらせます。
そして。
坂道をあと少しだけ残して、突如現れた灰色の街。
そこには、見えることがないはずの
道の向こうの向こうまでが見える、
高さの無い風景が広がっていました。
胸がえぐられるように感じました。
坂を下りたところには大伯父の家があったはずでした。
ですが、そこには粉々になった瓦礫とヘドロが平たく広がっていました。
おじさんもおばさんも、どこに行ってしまったの?
痕跡を捜そうとしても、知らない人の写真や、誰の物か分からない洋服があるだけ。
大伯父家族はこの近くに居るかもしれないのに、見つからない。無念です。
そこを通って祖父母の家へ。
道だけは残っているので、なんとか辿り着くことができました。
自衛隊の邪魔にならないように車を止め、
祖父母の家と思われる所の前に立ちました。

見覚えのある門や壁。
お庭の池のそばに生えていた木が、
灰色になって立っているのが見えます。
これが小さい頃から慣れ親しんだ祖父母の家でしょうか。
こんなにも無惨な形で思い出は止まってしまうのでしょうか。
覚悟はしてきたつもりでしたが、もう心が限界。
私は夫の腕の中で、子供のように泣くことしか出来ませんでした。
祖父母のお家へ向かう、いつもの道。
こちらも、坂道の両サイドの家々は大丈夫そう。良かった。
道の途中にある学校では、生徒たちが野球をしていました。
いつもの風景に安堵しながらも、
やがて現れる風景に身を強ばらせます。
そして。
坂道をあと少しだけ残して、突如現れた灰色の街。
そこには、見えることがないはずの
道の向こうの向こうまでが見える、
高さの無い風景が広がっていました。
胸がえぐられるように感じました。
坂を下りたところには大伯父の家があったはずでした。
ですが、そこには粉々になった瓦礫とヘドロが平たく広がっていました。
おじさんもおばさんも、どこに行ってしまったの?
痕跡を捜そうとしても、知らない人の写真や、誰の物か分からない洋服があるだけ。
大伯父家族はこの近くに居るかもしれないのに、見つからない。無念です。
そこを通って祖父母の家へ。
道だけは残っているので、なんとか辿り着くことができました。
自衛隊の邪魔にならないように車を止め、
祖父母の家と思われる所の前に立ちました。

見覚えのある門や壁。
お庭の池のそばに生えていた木が、
灰色になって立っているのが見えます。
これが小さい頃から慣れ親しんだ祖父母の家でしょうか。
こんなにも無惨な形で思い出は止まってしまうのでしょうか。
覚悟はしてきたつもりでしたが、もう心が限界。
私は夫の腕の中で、子供のように泣くことしか出来ませんでした。